美女のカラダに釘づけ…ハリウッド女優の濡れ場が堪能できる名作映画(1)。少女から大人へ…可憐で官能な演技
その美貌や存在感で、世界中を魅了するハリウッド女優。彼女たちは時に、スクリーンの中で大胆な濡れ場やヌードを披露して、観客を驚かせてくれる。今回は90年代の映画に焦点を絞り、彼女たちのエロティックな濡れ場が堪能できる貴重な作品を5本セレクト。今も昔も色あせない映画たちをご紹介する。(文・市川ノン)
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少女から大人へと成長する姿に注目
官能的な演技から目が離せない
リヴ・タイラー 『魅せられて』(1996)
上映時間:ベルナルド・ベルトルッチ
原題:STEALING BEAUTY
製作国::アメリカ、イギリス、イタリア、フランス
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
脚本:スーザン・マイノット
キャスト:リヴ・タイラー、シニード・キューザック、ジェレミー・アイアンズ、ジャン・マレー、ドナル・マッキャン、D・W・モフェット、カルロ・チェッキ、ステファニア・サンドレッリ、レイチェル・ワイズ、ロベルト・ジベッティ
【作品内容】
ニューヨークで暮らす19歳のルーシー(リヴ・タイラー )は、自身の父親を探すため、自殺した母の詩を手がかりにイタリア・トスカーナ地方を訪れる。
母の旧友である彫刻家夫妻の家に身を寄せていたところ、初恋の相手に再会。しかし、彼にはガールフレンドがいた。ルーシーは末期の白血病患者のアレックスに自身が処女であることなどの悩みを打ち明けるなど周囲に暮らす人々とも交流していく。
そんな彼女の振る舞いや可憐なさまに男たちは魅せられていく。ひとりの少女が大人に成長する物語を「ラストエンペラー」のベルナルド・ベルドリッチ監督が、故郷イタリアで撮影した。
【注目ポイント】
当時19歳のリヴ・タイラーが、子どもから大人の女性に成長する姿に注目だ。処女であることを悩むなど初々しい少女だった彼女は、物語を通して多くの男性たちをトリコにしていく。
その奔放で可憐で、屈託のない姿を鑑賞する映画だと言っても過言ではない。終始思わせぶりな態度を取るものの、彼女の初めての性的な経験は終盤に訪れる。
初恋の相手の弟・オスヴァルドという青年と思いが通じた彼女は、大きな木のもとで彼に身体を許す。長い脚を折りたたみ、バストを見せながら、彼を受け入れる。
緊張しつつもロストバージンの高揚感を感じさせるリブ・タイラーの官能的な演技からは目が離せない。事後、ふたりを照らす太陽の光と雄大なトスカーナの景色は少女の未来を示しているかのようだ。
オスヴァルドにとっても初体験だったようで、ふたりは互いの“卒業”をはにかみながら噛み締める。そんな誰しもが心に残っている青春の1ページを思い出させられる作品だ。
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