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死ぬほどつまらないゴジラ映画は…? ファンも呆れる失敗作(2)何それ…?意味不明なセリフも飛び出す大惨事

text by 編集部

2023年公開の『ゴジラ−1.0』でシリーズ30本目となるゴジラシリーズ。その制作には、円谷英二や本田猪四郎など、日本映画史を代表する才能たちが携わってきた。しかし、70年にも及ぶその歴史の中には、当然成功作とは言い難い作品も。今回は、ゴジラシリーズの中から世間の不評を買ったワースト作品5本を紹介しよう。(文・編集部)

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脚本も演出もチグハグ…。
鳴り物入りで終わったゼロ年代の幕開け

『ゴジラ2000ミレニアム』(1999)


出典:Amazon

上映時間:107分
監督:大河原孝夫
脚本:三村渉、柏原寛司
キャスト:村田雄浩、阿部寛、西田尚美、鈴木麻由、佐野史郎

【作品内容】

ゴジラミレニアムシリーズの第1作で、『ゴジラvsデストロイア』以来、約4年振りの公開となる作品。監督は『誘拐』(1997)の大河原孝夫が務める。

北海道・根室にゴジラが出現した。現場にいたゴジラ予知ネット(GPN)を主催する篠田と小学生の娘・イオと雑誌『オーパーツ』の記者・由紀は、巨大発電所を破壊するゴジラに人間への憎悪を感じる。

また、時を同じくして、茨城県沖の日本海溝では、巨大な岩塊が発見されていた。危機管理情報局(CCI)の内閣官房副長官である片桐は、科学者・宮坂を使って調査に乗り出すが、それは6千万年から7千万年前にやってきたUFOだったことが判明する。

そんな折、東海村の原発を狙い、茨城県沖にゴジラが出現。さらに、UFOもゴジラに向かって飛行を開始する。

【注目ポイント】

映画『ゴジラ2000 ミレニアム』の劇中写真
映画ゴジラ2000 ミレニアムの劇中写真Getty Images

ゴジラの死を描いた『ゴジラVSデストロイア』から4年。ハリウッド版ゴジラの「コレじゃない感」に失望したファンの新たな「日本版ゴジラ」を待ち望む声が高まる中、デザインを一新して登場したのがこのミレニアムシリーズの新生ゴジラだ。

しかし、CGがチープだったりアクションがイマイチだったりと演出面に難があり、ゴジラのリバイバルにしては惨憺たる出来で、興行的にも成功したとは言い難い結果に終わった。

また、脚本もツッコミどころが多く、特に主人公篠田が最後につぶやく「ゴジラは俺達の中にいるんだ…!」という一言は、未だにシリーズ屈指の迷セリフとして語り継がれている。

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