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衝撃のちょい役…日本人名優の扱いが酷すぎるハリウッド映画(4)悪夢の脇役から…雪辱を果たした大作とは?

世界でのアジア人の扱いは、未だに冷遇されているのが現状である。見た目や言語、文化の違いなど、越えられない壁がいくつもある。それはハリウッドでも同じだ。日本では主演クラスであるにも関わらず、ハリウッドでは酷い扱いを受けている…。そこで今回は、ハリウッドだとちょい役しか任せてもらえない日本人俳優を5人セレクトして紹介する。

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映画『マイティ・ソー』の雪辱を果たす

浅野忠信『バトルシップ』(2012)

浅野忠信
浅野忠信Getty Images

監督:ピーター・バーグ
脚本:ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー
出演:アレクサンダー・スカルスガルド、テイラー・キッチュ、ブルックリン・デッカー、リアーナ、浅野忠信、リーアム・ニーソン

【作品内容】

ハワイ沖の太平洋で、世界各国の護衛船隊が大規模な軍事演習を行っていた。

そこへ突如謎のエイリアンの母船が現れ、未知の武器で侵略を始める。アメリカ海軍の新人将校アレックスや、アレックスのライバルである海上自衛隊の指揮官ナガタ(浅野忠信)らは、正体不明の侵略者と戦う。

【注目ポイント】

中学3年生の頃、TBSの人気ドラマ『3年B組金八先生』のオーディションに合格し、俳優デビューを果たした浅野忠信。その後、岩井俊二監督作品『PiCNiC』や是枝裕和監督作品『幻の光』に出演し、知名度を上げる。

そこから徐々に海外にも活躍の場を広げ、映画『恋する惑星』のウォン・カーウァイ監督作品『wkw/tk/1996@7’55”hk.net』をはじめとし、多数の海外映画に出演する。

ハリウッドデビューを飾った映画『マイティ・ソー』では、ウォーリアーズ・スリーという3人組の戦士のうちの1人・ホーガンを演じたが、やはり本編での活躍は、日本の作品と比べるとやはり少ないように思う。

この1年後に公開となったのが、映画『バトルシップ』だ。本作はユニバーサル映画創立100周年記念作品であり、とても大切な意味を持つ映画である。

浅野忠信は海上自衛隊一等海佐・こんごう型護衛艦「みょうこう」艦長であるユウジ・ナガタを演じる。ナガタは主人公のライバル的な立ち位置であり、猛攻を仕掛けてくるエイリアンへ立ち向かうための秘策を提案するという、物語の中でも重要な役割を担っている。

日本人の渋くて芯の通った男といったような雰囲気を感じ、流暢に英語のセリフを喋る姿もハリウッド俳優に劣らない。

本作で浅野は『マイティ・ソー』の雪辱を果たすこととなった。

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