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衝撃のちょい役…日本人名優の扱いが酷すぎるハリウッド映画(5)こんな下積みも!? 主演級俳優のセリフは?

世界でのアジア人の扱いは、未だに冷遇されているのが現状である。見た目や言語、文化の違いなど、越えられない壁がいくつもある。それはハリウッドでも同じだ。日本では主演クラスであるにも関わらず、ハリウッドでは酷い扱いを受けている…。そこで今回は、ハリウッドだとちょい役しか任せてもらえない日本人俳優を5人セレクトして紹介する。

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主役級俳優の下積み時代

新田真剣佑『パシフィック・リム: アップライジング』(2018)

新田真剣佑
新田真剣佑Getty Images

監督:スティーヴン・S・デナイト
脚本:エミリー・カーマイケル、キラ・スナイダー、スティーヴン・S・デナイト、T・S・ノーリン
出演:ジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッド、ジン・ティエン、ケイリー・スピーニー、菊地凛子、バーン・ゴーマン、アドリア・アルホナ、マックス・チャン、チャーリー・デイ、新田真剣佑

【作品内容】

KAIJU群との激闘から10年。英雄・ぺントコストの息子であるジェイクは、父を亡くし、その日暮らしをしていた。そんなある日、イェーガー廃棄場で少女・アマーラに出会ったことでジェイクの運命は大きく動き出す。

再び地球に危機が訪れると、ジェイクはイェーガー・パイロットへの復帰を決意。

人類を守るため、東京で死闘を繰り広げる。

【注目ポイント】

千葉真一を父にもち、幼い頃からアメリカで暮らしていた新田真剣佑。2020年から活動拠点を海外に移し、2023年にはNetflixドラマ『ONE PIECE』でゾロ役を演じ、ハリウッド映画『聖闘士星矢 The Beginnin』ではすでに主演を務めた。

今や日本だけにとどまらず、世界でも主役級の俳優として君臨している。

はたから見れば順風満帆に見える真剣佑の活躍だが、実は彼にも、下積みと言えるようなちょい役での出演経験がある。それが『パシフィック・リム: アップライジング』だ。

本作は日本語に由来する「KAIJU(怪獣)」と、巨大ロボット「イェーガー」の闘いを描くSFアクション大作。日本の怪獣やロボットから着想を得た作品となっており、前作に引き続き、日本人キャストとして菊地凛子も出演している。

真剣佑はイェーガーパイロット訓練生・リョウイチ役として登場している。

数名の訓練生の中ではリーダー的なポジションでぬかれるショットは多いものの、セリフは「気をつけ!」「敵が来た!」といった一言が多い。

しかしスティーヴン・S・デナイト監督は、真剣佑を絶賛しており、リョウイチのシーンを増やすために脚本を書き換えたそうだ。当初は東京で闘うクライマックスのシーンにリョウイチは登場しない予定だったが、真剣佑の映像映えする容姿やそれを超えた存在感を非常に高く評価している。

出番は少ない方ではあるが、少ないシーンでも意思のはっきりとした表情の芝居を見せ、ハリウッドデビュー作としては上々だ!

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