「山田孝之が最高!」狂気漂う…おすすめ出演映画(4)。クセ強すぎ! 連続殺人鬼…原作を見事に体現
text by 編集部
気弱なオタクから凶悪な殺人鬼など振り幅の広い役をこなし、数々の名作にも多数出演している個性派俳優。どの作品でも圧倒的存在感を発揮し、山田孝之が出演していればハズレなしといっても過言ではない程。その中でも、嫌な役と分かっていてもクセになる、彼の「サイコ・クズっぷりが堪能できる作品」を5本セレクトした。
●原作の狂気を見事に体現。クセの強い連続殺人犯役に挑戦
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017)
監督:三池崇
キャスト
東方仗助:山﨑賢人
広瀬康一:神木隆之介
山岸由花子:小松菜奈
【作品内容】
高校生の仗助(山崎賢人)は、スタンドという特殊能力の保持者。町では変死事件をはじめとする奇怪な出来事が続発する。やがてそれらが連続殺人犯アンジェロ(山田孝之)ら、ほかのスタンド保持者による犯行だと判明する…。
シリーズ累計発行部数1億部を超える、荒木飛呂彦の大ヒットコミックを初の実写映画化。メガホンを取るのは、『ヤッターマン』『忍たま乱太郎』など数々のアニメ作品の実写化に携わった三池崇史。
【注目ポイント】
山田が演じるのは連続殺人犯・アンジェロ。謎の男の手によって、水を使ったスタンド(超能力を絵でイメージ化したもの)を使うようになる。山田の演技派、冒頭のシーンから強烈な印象を与える。
誕生日会の最中の家族を襲い、縛りつけた被害者を横目にご馳走をいただく姿はまさに鬼畜だ。メイクによって人相もより悪くなり、原作のアンジェロに引けを取らない狂気っぷりを披露する。
主人公・仗助とのスタンドを使った戦闘シーンは、CGを取り入れた演出によって、見ごたえ抜群。山田はCGで再現されたスタンドに声を吹き込んでいるが、声だけで複雑な感情を見事に表しており、観る者はその豊かな表現力に驚かされるだろう。
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