「痛くてグロい、けど…?」恐怖の殺人鬼ホラー映画5選(3)。5回名前を呼ぶと…恐怖のかぎ爪男の伝説は?
ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、配信で観られる映画作品の中から「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく本企画。
今回は、鮮血が飛び散り、これでもかと肉体が悲鳴をあげる、痛くてグロい、ホラー映画をセレクト。「閲覧注意!でもちょっぴり痛快!?」な5作品をご紹介!
(配信状況に関する情報は2022年8月時点のもの)
『キャンディマン』(2021)
上映時間:91分
製作国:アメリカ
監督:ニア・ダコスタ
脚本:ジョーダン・ピール
キャスト:ヤーヤ・アブドゥル、テヨナ・パリス、ネイサン・スチュアート、コールマン・ドミンゴ、カイル・カミンスキー
【作品内容】
「鏡に向かって5回その名を唱えると、右手が鋭利なかぎ爪になった殺人鬼・キャンディマンに体を切り裂かれる」…。シカゴの公営住宅ではこのような都市伝説がまことしやかに囁かれていた。10年後、公営住宅は老朽化により取り壊され、跡地には高級マンションが建てられている。キャンディマンに関する噂を調べるために高級マンションに引っ越してきた、アーティストの青年・アンソニーは、調査を進めるにつれて、悲惨な出来事に直面していく…。
クライブ・パーカーの小説『禁じられた場所』を原作とするカルト映画『キャンディマン』(1992)を現代風にアレンジした作品。『ゲット・アウト』、『アス』で一躍新時代のホラーマスターとして名を馳せた、ジョーダン・ピールが脚本を担当している。
ミミカ・モーフ 推薦コメント
鏡に向かって5回その名を唱えると、右手が鋭利なかぎ爪になった殺人鬼に体を切り裂かれる‐‐‐。 1992年の初代ではそんな都市伝説を大学院生が調べはじめ、キャンディマンに魅入られてしまう。
『エルム街の悪夢』に登場するフレディと、「オペラ座の怪人」をミックスしたかのようなキャラクター・キャンディマンは非常に魅力的である。
そんな1992年に発表されたオリジナル作品を、ジョーダン・ピールによる脚本で新たに映画化した今作からは、黒人差別への根深い怨念が感じられる。
強いメッセージ性をはらんだ作品であり、観る者は残酷な問題から目が背けられなくなるだろう。
【関連記事】
閲覧注意…! 「痛くてグロい」ホラー映画5選(1)
閲覧注意…! 「痛くてグロい」ホラー映画5選(2)
閲覧注意…! 「痛くてグロい」ホラー映画5選(全作品紹介)