いま最高にかわいい! トーマシン・マッケンジーのおすすめ出演映画(3)救いなき展開…実在の未解決事件とは?
2020年代以降、話題作に立て続けに出演し、現在もっとも輝いているハリウッド女優と言っても過言ではない、トーマシン・マッケンジー。今回は、作品によってさまざまな顔を見せる彼女の魅力がたっぷり詰まった5本の映画をチョイス。今をときめくトーマシン・マッケンジーの出演作を観ていくことで、ハリウッドの最先端に触れることができるはずだ。
●実在する未解決殺人事件をテーマにした本格ミステリー
『ロストガールズ』(2020)
監督:リズ・ガーバス
原作:ロバート・コルカー
脚本:マイケル・ワーウィー
キャスト:エイミー・ライアン、トーマシン・マッケンジー、ガブリエル・バーン、ウーナ・ローレンス
【作品内容】
3人の娘を持つシングルマザーのメアリーは、離れて暮らす長女・シャナンと連絡が取れなくなり、警察に捜査を依頼。どうやらシャナンは失踪直前に警察にSOSを出していたようだが、彼女の職業が売春婦とあってか、警察は本気で事件を調べようとはしない。警察の態度に業を煮やしたメアリーは、自力で娘を探そうとする。そんな矢先、シャナンが失踪した場所の周辺で、女性の遺体が複数発見されるのだが…。
アメリカで実際に起きた未解決殺人事件「ロングアイランドの連続殺人鬼」を基に、失踪した娘の捜索に奔走する母親の姿を描いた、NETFLIXオリジナル映画。監督を務めたのは、ドキュメンタリー映画『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』(2012)で知られる、リズ・ガルバス。トーマシン・マッケンジーはメアリーの次女・シェラを演じる。
【注目ポイント】
灰色がかった暗い画面、沈鬱で救いのない展開を特徴とする、シリアスな作品である。女性の失踪が事件の発端となるが、警察官も含め、頼りになる男性はほとんど登場せず、女たちの結束力、意志の強さが入念に描かれている。
トーマシン・マッケンジーは、主役である母親のメアリーをサポートする次女・シェラ役を好演。情緒不安定な母親をなだめ、作品全体を落ち着かせる役目を一身に担っている。
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