天文学的高額ギャラ…世界で最も稼いでいる俳優、その額は?(1)一本で60億円…衝撃の荒稼ぎをした作品は?
映画『オッペンハイマー』や『バービー』など、勢いのある洋画が次々に日本公開されている。その度、話題になるのが興行収入だが、ヒットする要因として俳優の働きは大きい。そのため、話題作に出演するハリウッドスターは、人気に比例して出演料もかなり高額になる。そこで今回は、ハリウッドで最も稼いでいる俳優を5人セレクトして紹介する。
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マーティン・スコセッシ監督との6度目のタッグ作で荒稼ぎ
レオナルド・ディカプリオ
2023年に得た出演料:4,100万ドル(約60.6億円)
『タイタニック』(1997)で主演を務めて以来、およそ30年近くに渡ってハリウッドの第一線で活躍しているレオナルド・ディカプリオ。そんな彼のライフワークとも呼べるのは、2002年公開の映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』で初タッグを組んで以来、数々の名作を生み出してきたマーティン・スコセッシ監督とのコラボレーション。
スコセッシ×ディカプリオが6度目のタッグを組んだ映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023)は、206分という長尺もさることながら、アメリカ先住民連続殺人事件を題材に、ネイティブアメリカンを抑圧することで繁栄を築いてきたアメリカの暗部に鋭くメスを入れ、尚且つ娯楽性も兼ね備えた破格の作品。受賞は逃したものの、第96回アカデミー賞10部門ノミネートという数字は本作のクオリティーの高さを示すには十分だろう。
本作で主役のアーネスト・バークハートを演じたレオナルド・ディカプリオは、残念ながらアカデミー賞主演男優賞にノミネートされることはなかったが、この一本だけで4,100万ドル(約60.6億円)というけた外れの出演料を得ることで、ハリウッドのトップ俳優であることを示した。
ちなみに、アメリカのエンタメ業界紙「Variety」によると、ディカプリオが映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)で得たギャランティーはおよそ1,000万ドル(約11億円)。引き比べると、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』への出演料がいかに破格かおわかりいただけるだろう。
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