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もし『イカゲーム』が日本でリメイクされたら? ガチで妄想キャスト予想(6)無念の射殺…悲劇の中心人物は?

text by 編集部

全世界で一大ムーブメントを巻き起こしたNetflixドラマ『イカゲーム』。待望のシーズン2が10月から配信される。今回は最新作に先立ち「もしも『イカゲーム』が日本でリメイクされたら」というテーマで、妄想キャスティング。『梨泰院クラス』がリメイクされたのだから『イカゲーム』のリメイクも決して夢物語ではない。(文・編集部)

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サンウに裏切られて散った心優しき正義漢

●アリ・アブドゥル(トリパティ・アヌファム)→満島真之介

満島真之介【Getty Images】
満島真之介Getty Images

『イカゲーム』の作中最大の悲劇―。それは、アリの脱落だろう。

パキスタンからの出稼ぎ労働者であるアリは、職場である工場の社長と給料不払いの件でもみ合いになり、社長に重傷を負わせてしまう。そして、彼は、家族をパキスタンに帰国させた後、イカゲームへの参加を決意する。

正義漢で優しさあふれるアリは、第1ゲーム「だるまさんがころんだ」で転倒し、脱落しそうになるギフンを助けている。また、第3ゲーム「綱引き」では、持ち前の腕力で綱引きのしんがりを務め、チームの勝利に大きく貢献している。

そんな彼が悲劇に見舞われるのは、サンウと対戦した第4ゲーム「ビー玉遊び」だ。お互いにビー玉を渡され、相手のビー玉を全て獲得できれば勝ち残れるというこのゲームでは、途中までアリ優勢でゲームが進むものの、途中でサンウに騙され、ビー玉が入った袋と、石が入った袋を取り替えられてしまう。サンウに裏切られ、射殺される彼の無念の顔は、多くの視聴者の心に響くはずだ。

アリ役を演じるのは、韓国を拠点とするインド人俳優トリパティ・アヌファム。演劇出身の俳優で、内田けんじ監督のコメディ『鍵泥棒のメソッド』(2012)が原案の『LUCK-KEY/ラッキー』(2016年)にも出演している。

正直国内には、海外の人も含めインド系の俳優は少ない。代わりに、熱血漢の印象がある満島真之介はどうだろうか。同じNetflixドラマ『全裸監督』(2019)でも、仲間思いの熱い男を演じている満島。国籍は異なるが、アリを熱心に演じてくれるに違いない。

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