ホラー映画のプロが選ぶ“痛くてグロい”究極の傑作(1)原点にして頂点…実際の殺人事件をモデルにした問題作
text by 編集部
ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、配信で観られる映画作品の中から「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく本企画。今回は、鮮血が飛び散り、これでもかと肉体が悲鳴をあげる、痛くてグロい、ホラー映画をセレクト。「閲覧注意!でもちょっぴり痛快!?」な5作品をご紹介!
『悪魔のいけにえ』(1974)
上映時間:83分
製作国:アメリカ
監督:トビー・フーパー
脚本:キム・ヘンケル、トビー・フーパー
キャスト:マリリン・バーンズ、アレン・ダンジガ、ポール・A・パーテイン、ウィリアム・ベイルカー、テリー・マクミン
【作品内容】
若い男女5人組は、夏休みを利用して、ドライブ旅行に繰り出すことに。途中でヒッチハイクをしていた男を乗せると暗雲が立ち込める。
男が突然、自身をナイフで傷つけるなど、異常な行動を起こし始めたのだ。恐怖を感じた5人は男を車から追い出すと、1軒の古ぼけた洋館に足を踏み入れるのだが…。
恐怖映画の巨匠・トビー・フーパーのデビュー作であり、数多の続編やリブート版を生み出した、ホラー映画の金字塔。アメリカのウィスコンシン州で起こった実際の殺人事件をモチーフにしている。
ミミカ・モーフ 推薦コメント
トビー・フーパー監督の名を知らしめた、世界的に有名なグロテスクホラー。悪魔を描いた作品のグロテスクさよりも、ゾンビ映画に近いノリ。特殊メイクが全面的に活用されており、CG表現とはまた違った味わいのある作品となっている。
シリーズ化、ドラマ化もされており、幅広い層から根強い人気を誇っている。スプラッターホラーの原点であり、マスタピースとも呼べる作品であるため、公開から40年以上経った現在でも楽しんで観られるはず。
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