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ホラー映画のプロが選ぶ“痛くてグロい”究極の傑作(2)超低予算で世界的大ヒット…伝説の殺人鬼の凶行に震える

text by 編集部

ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、配信で観られる映画作品の中から「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく本企画。今回は、鮮血が飛び散り、これでもかと肉体が悲鳴をあげる、痛くてグロい、ホラー映画をセレクト。「閲覧注意!でもちょっぴり痛快!?」な5作品をご紹介!

『ハロウィン』(1978)

映画『ハロウィン』
映画ハロウィンGetty Images

上映時間:89分
製作国:アメリカ
監督:ジョン・カーペンター
脚本:ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル
キャスト:ドナルド・プレザンス、ジェイミー・リー・カーティス、P・J・ソールズ、ナンシー・キーズ、チャールズ・サイファーズ

【作品内容】

舞台は1960年代前半のアメリカ・イリノイ州。ハロウィンの夜に6歳の少年マイケルは、突然、年の離れた姉を包丁でめった刺しにして殺害する。事件から15年後のハロウィンの夜。大人になったマイケルはずっと精神病院に閉じ込められていたが、ある日、看守の隙をついて脱走。白くマスクで顔を覆い、刃物を手にしたマイケルは、見境もなく殺戮行為を繰り返していく…。

低予算で制作されたインディペンデント映画でありながら、全米で大ヒットを飛ばした、伝説のスプラッター映画。現在に至るまで数々の続編やリブート作品が制作されている。

ミミカ・モーフ 推薦コメント


その後に続く『ハロウィン』シリーズの始まりであり、全世界にブギーマンことマイケル・マイヤーズの名を広めた名作。低予算で始まったこの作品だが、予想以上の大ヒットによりスラッシャーホラー映画の可能性をひらいた。

スラッシャーホラーは、凶器を持った殺人鬼が暴れ、残虐な殺し方をすることが多い。この作品も殺人鬼マイケルが暴れる映画なのだが、初めは標的を遠くから見つめ、何も話さずにただじっと佇んでいる。

しかし、そこから音もなく近づき、突然襲ってくるサマは幽霊のような不気味さと、人知では抗えない力が同居しており、他の殺人鬼とは違った魅力がある。

2019年公開の続編も非常に素晴らしい作品となっている。原点のこちらを観ると何倍も楽しめるため、未だに色あせないマイケル・マイヤーズの始まりを是非ご覧いただきたい

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