スクリーンやディスプレイで、華やかな演技を披露している俳優たち。しかし、そんな彼らも、血のにじむような努力を重ねて今の地位を築いているのは言うまでもない。そんな彼らのメルクマールとなるのは、演技力に長けた他の俳優たちだ。今回は、「同業者」からの憧憬を集める俳優を5人紹介しよう。（文・shuya）

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森田剛

　歌やダンスなど、長年多彩な才能を発揮し続けている森田剛。世間ではV6としての活動が印象深いが、実は「同業者ファン」が多い俳優でもある。

　森田が伝説のアナウンサー和田信賢役を熱演した『アナウンサーたちの戦争』（2023、NHK総合）では、共演者の橋本愛は、「現場ですごいなと、凄みを常に感じていて、完成されたものの中でそれが何倍も輝いていた」と賞賛。同じく安田顕も、「五臓六腑が出てくるような、内臓が出てくるようなお芝居…おそらく伝わってないと思いますが、すごい」と絶賛の声を上げている。

　また、『前科者』（2022）で共演した有村架純も、森田との共演を「光栄だった」と振り返り、「森田さんは、オンとオフの切り替えがわからないくらい自然に生きていらっしゃる。心動かされまくりでした」と、そのナチュラルな演技を絶賛している。

　森田の演技は、巧さはもちろんのこと、圧倒的な存在感が光っている。それは、これまでV6として活動してきたという実績や、芸能界のトップをはってきたという自負から生まれるものだろう。

　彼のこれまでの芸能人生が、唯一無二の演技の礎となっているのだ。

（文・shuya）

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