磯村勇斗「キャストの間でもお互いを疑い始めてムードが…」ドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』制作発表レポート
text by 苫とり子
広瀬すずが主演を務めるドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS系)が、1月24日(金)から放送開始となる。1月18日(金)には制作発表会見が東京・BLITZスタジオで開催され、広瀬をはじめ、共演の松山ケンイチ、リリー・フランキー、磯村勇斗が登壇した。
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【著者プロフィール:苫とり子】
1995年、岡山県生まれ。東京在住。演劇経験を活かし、エンタメライターとしてReal Sound、WEBザテレビジョン、シネマズプラス等にコラムやインタビュー記事を寄稿している。
広瀬すず「誰もいなかった(笑)」
土曜のオフィス街をドラマオリジナルデザインのバスが巡回
本作は、宝島社が発表する「このマンガがすごい!2024」のオンナ編で第4位にランクインした浅見理都の同名漫画を原作とするヒューマンクライムサスペンス。クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相に迫る。
制作発表会見に先立ち、キャストたちはドラマオリジナルデザインでラッピングされたロンドンバスで約20分間、作品をPRしながら東京・赤坂の街を巡回。しかし、土曜日のオフィス街は人通りが少なく、会見で広瀬は「誰もいなかった(笑)」と苦笑いで語る。
リリーは「俺らも乗る前は『そういう感じのドラマじゃないし、照れるね』とか言ってたのに、誰もいなくてね…。何なら銀座まで行く?って4人で言ってました」と明かし、「マツケンなんか誰もいないもんだから、自分から街の人に話しかけて無視されてたよね」と、ちょっぴり切ないエピソードを暴露した。
その後、会見が行われるドラマをイメージしたジャングル風の会場に入った広瀬は「こんなに世界観がある会見だと思っておらず、ドキドキします」と驚き。リリーが「やばいサプリ売るセミナーみたいになってますけど」と零すと、会場から笑いが起きた。