「胸糞悪すぎる!」極悪非道のサイコパスが登場するホラー映画(4)。気持ち悪いけどクセになる…名曲のイメージを変えた悪行
ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、配信で観られる映画作品の中から「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく本企画。今回は、サイコパスホラー映画の中から5作品をチョイス。FBIを翻弄する高知能のシリアルキラー、殺意を爆発させる猟奇的殺人者…。悪魔的な人物に魅せられる、サイコパスホラーの傑作群をご紹介。今回は第4回。
(配信状況に関する情報は2022年12月時点のもの)
『時計仕掛けのオレンジ』(1971)
上映時間:137分
製作国:アメリカ
監督:スタンリー・キューブリック
脚本:スタンリー・キューブリック
キャスト: マルコム・マクダウェル、パトリック・マギー、マイケル・ベイツ、ウォーレン・クラーク、ジョン・クライヴ、エイドリアン・コリ、カール・ドゥーリング、ポール・ファレル、オーブリー・スミス、スティーヴン・バーコフ
【作品内容】
市民が労働から解放された近未来のロンドンで、少年アレックスは仲間と共に暴力に明け暮れていた。殺人に手を染め、刑務所へと送られた彼は、重罪人の更生を目的とした洗脳実験の実験台にされることになり……。
『アイズ ワイド シャット』のスタンリー・キューブリック監督による、アンソニー・バージェスの小説を原作1971年に公開されたSF作品。名曲「雨に唄えば」を使用した性暴力描写など、音楽を用いたアンバランスで独特な演出が見どころの一つ。
ミミカ・モーフ 推薦コメント
言わずと知れた、スタンリー・キューブリック監督の代表作の一本。暴力や窃盗、性犯罪とやりたい放題の若者がとある殺人事件をきっかけに捕まり、最新の精神矯正治療の末、苦しむ映画である。
しかし、精神矯正治療による洗脳シーンがあまりにもショッキングであるため、他のシーンのインパクトがその芸術的な描き方もあいまって、薄れてしまう、という側面がある。
その一方、でレイプシーンや雨に唄えばの曲に合わせて行われる暴行は見えていて心が非常に痛む映画で、この雨に唄えばの曲により後の展開に大きな影響を与えるのだがこの映画を観るともうナチュラルに雨に唄えばを聞く事ができなくなる事間違いなしの作品。皆様も悪事を働く際には是非とも雨に唄えばを口ずさみながら行って頂きたい。
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