サザンオールスターズ、 7年ぶりの映画主題歌! 映画『盤上の向日葵』切ないバラードが作品に寄り添う…特報映像公開

text by 編集部

「孤狼の血」の柚月裕子による同名小説「盤上の向日葵」を原作に、坂口健太郎と渡辺謙の魂の演技バトルで魅せるヒューマンミステリー『盤上の向日葵』が10月31日(金)より全国公開となる。本作の主題歌が、サザンオールスターズの楽曲「暮れゆく街のふたり」に決定し、さらに特報映像が公開された。(文・編集部)

サザンオールスターズ渾身の1曲

サザンオールスターズ
サザンオールスターズ

 3月19日にリリースされるサザンオールスターズの最新アルバム「THANKYOU SO MUCH」に収録される、切なさに満ちた「暮れゆく街のふたり」が、本作の主題歌に決定した。

 本作でプロデューサーを務める矢島孝は、「切なさや哀しさ、愚かさも含め、必死に生きていく人間たちへの応援歌がほしい」とこの物語の主題歌をサザンオールスターズに依頼したという。

 サザンの楽曲が映画の主題歌となるのはサザン40年の歴史の中で6作品目、2018年公開の映画『空飛ぶタイヤ』の主題歌「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」、『ビブリア古書堂の事件手帖』(2018)の主題歌「北鎌倉の思い出」以来7年ぶりとなる。

 新たに公開された特報映像は、主人公、上条桂介(坂口健太郎)と、彼に大きな影響を与える人物、東明重慶(渡辺謙)との出会いのシーンから始まり、深みのある桑田佳祐の歌と相まって、心震えるミステリーの展開に期待が膨らむ。

 さらに、桑田佳祐の音楽人生に大きな影響を与えたというエリック・クラプトンの名曲「愛しのレイラ」を彷彿とさせるバラードが、将棋の世界に生きる男たちの運命に寄り添っていく。

 本作で主演を務める坂口健太郎は「将棋、家族との別れ、因縁、様々な物に翻弄され歩くしかなかった桂介の道を、切なく代弁してくれているような楽曲だと感じました」とコメントしている。

【特報映像】

【作品情報】

『盤上の向日葵』
監督・脚本:熊澤尚人
原作:柚月裕子「盤上の向日葵」(中央公論新社)
出演:坂口健太郎 渡辺謙
音楽:富貴晴美
主題歌:サザンオールスターズ「暮れゆく街のふたり」(タイシタレーベル / ビクターエンタテインメント)
製作:「盤上の向日葵」製作委員会
公式サイト
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【了】

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