大河ドラマ『べらぼう』第13話感想レビュー。まるでサイコパス…高レベルの演技合戦、最も存在感を放った役者は?【ネタバレ】

text by 野原まりこ

横浜流星が主演を務める大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK総合)。本作は、江戸時代を舞台に、多くの浮世絵師や作家を世に広めた出版人・蔦屋重三郎の波瀾万丈な人生を描いた物語。さっそく、第13話の物語を振り返る。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

“鳥山検校”市原隼人の演技が凄まじい

『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第13話 ©NHK
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第13話 ©NHK

 蔦重(横浜流星)は、鱗形屋(片岡愛之助)が再び偽板の罪で捕まったことを知る。書物問屋の須原屋(里見浩太朗)によると、あちこちで借金を作った鱗形屋は取り立てに追われているという。

 その頃、瀬以(小芝風花)は、自分と話す時の声が、吉原の人々と喋る時と違って弾まないことに嫉妬した鳥山検校(市原隼人)に、「吉原へ帰りたいのか」と詰められる。

 一方、江戸城では意次(渡辺謙)が平蔵(中村隼人)に座頭金の実情を探るよう命じる…。

 第14話は、登場人物の複雑な心理が絡み合い、物語に深みが増していた。ここでXに寄せられた、視聴者による感想を見ていこう。

「市原隼人さん(鳥山検校)、台詞の字面としては一言もヤバいことを言っておらずひたすら優しいことを話しているはずなのに、画面からはサイコパスみをビシバシ予感させる演技、すげえな。。。」「それにしても、目が見えない演技が非常にリアルですごいって思った。」「検校は本当に心から瀬似のことが好きなんだろうな」「酷いことされてもずっと鱗形屋を気にかけて、胸ぐら掴まれて怒鳴られても頭下げて、こうさせてるのは自分の存在のせいだって飲み込む重三見てると胸が苦しい。」

 回を増すごとに、役者の演技がヒートアップし、視聴者の心を動かす『べらぼう』。今回も横浜流星をはじめ、市原隼人、小芝風花、渡辺謙の圧倒的な演技力に注目が集まった。今後も目が離せない展開が続きそうだ。

(文・野原まりこ)

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【了】

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