ダコタ・ジョンソンが『マダム・ウェブ』の大失敗にハリウッドへ毒舌苦言「創造的な骨の一本もない人たちが決めている」

text by 編集部

「創造的な骨の一本もない人たちが決めている」主演作『マダム・ウェブ』(2024)の酷評と興行不振をめぐり、ダコタ・ジョンソンが率直な心境を語ったと海外メディアの「バラエティ」が報じた。さらには彼女の毒説的言葉で、ハリウッドに蔓延する違和感を明かしている。(文・編集部)

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不振に終わった主演作への胸中とは?

ダコタ・ジョンソン【Getty Images】
ダコタ・ジョンソン【Getty Images】

 女性ヒーローの金字塔と期待をされて公開されたマーベル映画『マダム・ウェブ』(2024)。全米興行収入はわずか4300万ドルに留まり、世間から酷評を浴びてしまった本作について、ジョンソンが「ロサンゼルス・タイムズ」のインタビューで胸中を明かした。

「今の映画作りって、委員会や“創造的な骨の一本もない人たち”によって多くの決定がされる。そういう環境で、面白い作品なんて作れない」と制作体制への不満を吐露。

 映画公開直後にも「数字やアルゴリズムに基づいてアートを作るなんて無理。大作が失敗することはよくある」と、ハリウッドの現状に冷静な目を向けていた。

 現在ジョンソンはA24映画『Materialists』(2025)のプロモーション中。この作品には 「脚本に魂とハートがあった」と本人も自信を覗かせた。映画『Materialists』(2025)は6月10日より全米公開。痛烈な批判も辞さないジョンソンの姿勢は、むしろ今のハリウッドに一石を投じているのかもしれない。

(文・編集部)

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【了】

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