声優の神演技もすごい! 映画『君の名は。』はなぜ世界的名作? 5つの視点で徹底考察<あらすじ キャスト レビュー>
text by 編集部
映画『君の名は。』を、あらすじ(ネタバレあり)演出、脚本、配役、映像、音楽の項目で解説。声優キャストは神木隆之介、上白石萌音らが担当。彗星の脅威から過去を救えるのか? 聖地を訪れるファン多数。国内興行収入243億円の本作は面白い? つまらない? 真の魅力を多角的な視点で考察する。
『君の名は。』あらすじ
東京在住の男子高校生・立花瀧は、ある朝目覚めると、見ず知らずの女子高校生・宮水三葉に成り代わっていた。三葉は岐阜県在住であり、神社で巫女のアルバイトをしている。彼女もまた目覚めると瀧に成り代わっており、2人は不思議な一日を過ごす。
翌日。2人の意識は元の体に戻っている。前日の体験を「夢の中の出来事」だと思い込む2人だったが、クラスメイトや家族の反応から、他者との入れ替わりが現実に起こっていることを知る。それ以降、この不思議な現象は週に2回ほどの頻度で生じるのであった。
当初、瀧と三葉は不可思議な体験に戸惑いを隠せないでいた。しかし、次第に入れ替わり現象を楽しむようになり、お互いの存在に親しみを感じるようになる。