「エロで過激で面白い!」 21世紀最高のR指定コメディ映画(10)ぶっ飛びすぎ! えげつないけど傑作
text by 編集部
コメディ映画は、大人から子供まで幅広い年齢層が楽しめる点が魅力だ。しかしながら近年、大人が楽しむR指定コメディ作品の人気が高まっている。今回は米メディア『collider』を参考に、そんな大人のための「R指定コメディー映画」の中から、今世紀に入って作られた傑作を10本厳選してご紹介。下ネタ好き必見のラインナップをお届けする。
誰も経験したくない史上最悪な二日酔い
『ハングオーバー』(2009)
製作国:アメリカ合衆国
監督:トッド・フィリップス
脚本:ジョン・ルーカス; スコット・ムーア
キャスト:ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス、ジャスティン・バーサ
【作品内容】
本作は、結婚式を2日後に控えたダグが、独身最後の夜を楽しもうと悪友とラスベガスの高級ホテルでバカ騒ぎに興じる。翌朝目を覚ますと、そこは滅茶苦茶になった部屋に、赤ん坊、1頭の虎、そして何故か行方不明になったダグ。まさに「史上最悪の二日酔い」のまま、なんとかダグを見つけ出そうと奔走する話だ。
【注目ポイント】
巧みな脚本とツボを押さえた演出。ハチャメチャな物語を最大限に生かす役者陣のぶっ飛んだ芝居が人気を博する、ご存知、大ヒット作。
一度は誰もが経験するであろう二日酔い。本作で描かれる二日酔いは文字通り史上最悪だが、観ているうちに、不思議と最高の思い出に様変わりする瞬間がある。
違法薬物の吸引シーン、えげつないヌードシーン、性行為を暗示する卑猥なセリフに加え、未成年者の飲酒や動物の喫煙シーンまである本作は、当然のごとくR15となっている。
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