映画『イージー・ライダー』胸糞なラスト…。なぜ主人公は理不尽な目に遭うのか?<あらすじ キャスト 評価 考察 レビュー>
text by 編集部
映画『イージーライダー』の1シーン。手前はデニス・ホッパー、奥はピーター・フォンダ【Getty Images】
イージー・ライダー
3.5
アカデミー賞 - 脚本賞、助演男優賞ノミネート
カンヌ国際映画祭- 新人監督賞
全米映画批評家協会賞-助演男優賞、特別賞
ニューヨーク映画批評家協会賞-助演男優賞
- 演出:
- 13点
- 脚本:
- 9点
- 配役:
- 16点
- 映像:
- 14点
- 音響:
- 17点
映画「イージー・ライダー」をあらすじ(ネタバレあり)、演出、脚本、配役、映像、音楽の項目で徹底解説。デニス・ホッパー監督・主演、ピーター・フォンダ、ジャック・ニコルソンら出演。曲の歌詞、バイクの種類と珠玉の音楽を解説。衝撃的なラストシーンで知られる本作は面白い? つまらない? 真の評価を多角的な視点で明らかにする。
映画『イージー・ライダー』のあらすじ
2人の男が大型バイクを走らせ、カリフォルニアからルイジアナ州ニューオリンズを目指す。彼らの名は、「キャプテン・アメリカ」ことワイアット(ピーター・フォンダ)とビリー(デニス・ホッパー)。
2人は麻薬の密売で一山当てたところであり、バイクのタンクには大金が隠されてある。身なりは汚く、浮浪者を思わせる。そのため、モーテルに立ち寄っても宿泊を拒否される。
野宿をしながら旅を続ける2人は、道中で出会ったヒッピーの集団と意気投合。気ままな旅を楽しむ2人だったが、小村のお祭りに許可なく参加したことをきっかけに、逮捕されてしまう…。