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ジブリ史上最高のイケメンは? 最も魅力的なジブリの男性キャラ(4)。カリスマ性に胸キュン…その声優は?

text by 編集部

日本のアニメ映画を代表する「スタジオジブリ作品」。世代を超えて愛されるジブリ作品には、ヒロインを支える男性キャラが欠かせない。今回はヒロインの相手となる“イケメン”キャラクターを5人セレクトして紹介。イケメンと一口に言っても、個性の違う5人の魅力をそれぞれご覧いただきたい。

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学校中を巻き込むカリスマ性
思わず頼りたくなるリーダーシップの持ち主

『コクリコ坂から』(2011)風間俊

© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・Studio Ghibli・NDHDMT
© 2011 高橋千鶴佐山哲郎Studio GhibliNDHDMT

声優:岡田准一

【作品内容】

1963年初夏。女子高生の松崎海は、横浜の港を一望できる丘に建つ“コクリコ荘”に住んでいる。海は毎朝、戦争で亡くなった元船乗りの父に想いを馳せて、「安全な航海を祈る」という意味の国際信号旗をあげていた。

そんなある日、高校の学級新聞に「旗を揚げる少女」について書かれた詩が、匿名で掲載された。海は、自分のことではないかと驚く…。

【注目ポイント】

風間俊は、主人公の松崎海(通称「メル」)の通う港南学園高校の3年生で、新聞部の部長。男子文化部の部室棟「カルチェラタン」の取り壊しを巡り、全校生徒を巻き込んだ騒動の先頭に立つ準主役的存在だ。

親友の水沼と二人、容姿端麗で劇中でもイケメンとして人気がある。騒動を通して大声で演説を行ったり、防火水槽に飛び込んだりと、豪快な行動が目立つ一方で、学校新聞に自作の詩を載せるロマンチストな一面もある。そしてそれは毎朝、丘の上から亡くなった父に向けて信号旗を掲げるメルのことを読んだものだ。

劇中、夕食の買い物に出かけるメルを呼び止め、二人乗りでお肉屋さんに向かい、コロッケを奢ってくれるシーンに、胸をときめかせた女性ファンも多いのではないだろうか。

古き良き昭和の風景に加え、近親同士の恋愛という、現代のアニメコンテンツに慣れ親しんだ者の目には、ある種“ベタ”に映る設定ではあるが、純愛を貫こうとする俊の心理をきめ細かやかに描く演出によって、観る者を決して飽きさせない。

俊の声を務めたのはジャニーズ所属、元V6の岡田准一。宮崎吾朗の前作『ゲド戦記』(2006)では主人公アレンを演じており、2度目の抜擢となった。

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