「芸術の秋」塩田明彦監督、今泉力哉監督、冨永昌敬監督、石井裕也監督、個性が光る4本が秋にこぞって公開!
塩田明彦監督、今泉力哉監督、冨永昌敬監督、石井裕也監督など、今の日本映画の最前線で活躍する映画監督4名による最新作が10月に続々と公開される。今回は偏愛コメディ、ヒューマンドラマ、奇想天外エンターテイメント、実際の事件から着想などバラエティに富んだ個性が光る4本を一挙紹介。
10月公開の邦画4作品から、目が離せない!
塩田明彦監督の『春画先生』(配給:ハピネットファントム・スタジオ)は10月13日公開、今泉力哉監督『アンダーカレント』(配給:KADOKAWA)は10月6日、冨永昌敬監督『白鍵と黒鍵の間に』(配給:東京テアトル)は10月6日公開、石井裕也監督の新作『月』(配給:スターサンズ)は10月13日に公開される。
企画、撮影、そして公開まで、様々なスケジュール、座組で制作された4作品が、10月にこぞって公開。その世界観、ジャンルもバラエティに富んでいることにも注目!
『春画先生』は春画の世界にのめり込んでゆく人々を描いた偏愛コメディ、『アンダーカレント』は人気漫画を原作とした究極のヒューマンドラマ、『白鍵と黒鍵の間に』はジャズピアニストを主人公にした奇想天外なエンターテイメント、『月』は実際の事件より着想を得た人間ドラマなど、さまざま。
唯一、4作品に共有している点と言えば、その4名の映画監督の強固な作家性、個性が光る新作であること!邦画ファンに限らず、いつもより少しとんがった、骨太なものを欲している映画ファンには必見!
■アンダーカレント (今泉力哉監督)
豊田徹也の伝説的人気コミック『アンダーカレント』を映画化。夫が失踪した銭湯の女主人と、彼女を静かに見守る男の奇妙な共同生活を描く。誰しもが内野秘める〈心の奥底〉(アンダーカレント)を繊細に映し出していく。監督は『愛がなんだ』の今泉力哉。出演は、真木よう子、井浦新、リリー・フランキー、永山瑛太、江口のりこ他。
C豊田徹也/講談社 C2023「アンダーカレント」製作委員会
10月6日(金)全国公開
公式サイト
■白鍵と黒鍵の間に (冨永昌敬監督)
ジャズミュージシャン南博の回想録『白鍵と黒鍵の間に-ジャズピアニスト・エレジー銀座編-』を映画化。『ちょっと思い出しただけ』から『シン・仮面ライダー』
まで、いまや日本映画界に欠かせない実力派スターとして活躍する池松壮亮が、一人二役で2人のジャズピアニストに扮した奇想天外なエンターテイメント。
C2023 南博/小学館/白鍵と黒鍵の間に」製作委員会
10月6日(金)全国公開
公式サイト
■春画先生 (塩田明彦監督)
“笑い絵”とも言われる春画の奥深い魅力を、真面目に説く変わり者の春画研究者と、しっかり者の弟子という師弟コンビが繰り広げる春画愛を描いた、異色の偏愛コメディ!春画先生を内野聖陽が演じる。映倫審査で区分【R15+】として指定を受け、商業映画として全国公開される作品としては、日本映画史上初、無修正での浮世絵春画描写が実現。
C2023「春画先生」製作委員会
10月13日(金)全国公開
公式サイト
■月(石井裕也監督)
『舟を編む』『茜色に焼かれる』の石井裕也監督が、宮沢りえを主演に迎え、実際の障害者殺傷事件に着想を得て、2017 年に発表された辺見庸の同名小説『月』を映画化。その他、オオダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみが出演。
C2023『月』製作委員会
10月13日(金)全国公開
公式サイト
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