新たな予告動画が登場! MCU最新作の映画『マーベルズ』は成功する?それとも失敗する?現地メディアが徹底解説
11月10日公開のMCU最新作『マーベルズ』が、先日新しい予告動画を公開した。ファンからは、かつてのようにMCUの活気を再び取り戻す作品になるのではとの期待の声も上がっているようだ。今回は映画『マーベルズ』が果たして成功するか、または失敗に終わるのか、現地メディア米Movie Webを参考に考察をしていく。
映画『マーベルズ』はMCUの救世主となるか!?
先日、2024年11月に公開予定であるMCU最新作、映画『マーベルズ』(2023)の新たな予告動画が公開された。
本作では、キャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)、モニカ・ランボー(テヨナ・パリス)、カマラ・カーン(イマン・ヴェラーニ)の3人が集結し、その力を合わせて新たな悪と戦う。
最近のマーベル作品と言えば、映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023)や、映画『エターナルズ』(2021)などがある。しかし残念なことに、その業績は決して好成績とは呼べない。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)は、映画『アイアンマン』(2008)や、映画『アベンジャーズ』(2012)が公開された時のような、あのMCUの大きな興奮を再び巻き起こそうと試みているようである。
2010年代が終わりに近づいた頃、MCUは映画業界の頂点であった。映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』が2019年に公開した後、誰もが次の作品に期待し、胸を踊らせた。
しかし、その栄光は長く続くことはなく、その後登場した映画作品は概ね評価が分かれるものとなっていた。
2021年から2023年にかけてのMCUの成功を妨げたのは、視聴者のスーパーヒーロー疲れや、短い期間の内に公開されたその作品の多さに起因すると言われている。
映画『スター・ウォーズ』シリーズなどにも共通していえることではあるが、MCUのように壮大で複雑な世界観を持つ作品は、初期作品を最初に視聴した時の興奮をファンに与え続け、同じ内容の繰り返しを避けつつ、その中で新しい物語を製作しなければいけないという困難が伴う。
映画『マーベルズ』では、アベンジャーズなどの重要なキャラクターの成長が絡む物語に、新しいスーパーヒロインが登場するという微妙な立ち位置にある作品である。
またSNS上では一部のファンにとって、この新たな女性ヒーロートリオに対する反発が依然として存在する。本作が興行的に上手くいかなかった場合、この類のボイコットが激化することも懸念される。
しかし同時に、最近のMCUの他のコンテンツとは対照的に、映画『マーベルズ』は、近年ではあまり見られなかった従来のMCUファンの期待感を生み出すことに成功している。
果たして映画『マーベルズ』は、MCUの明るい未来を作り出せるのだろうか。引き続き、同作の動向を見守っていきたい。
【予告編】
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