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フランスの世界的ベストセラーを映画化! 映画『ぼくは君たちを憎まないことにした』切なくも美しい本編映像解禁

text by 編集部

アカデミー賞プロデューサーが贈る心揺さぶる感動の実話。映画『ぼくは君たちを憎まないことにした』が、11月10日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショーとなる。この度、主人公が亡き妻と3人でいくはずだったコルシカ島で、美しい景色と息子の幸せな時間を映した同作の本編映像が解禁された。

たった一人の言葉が世の中の声を変えていく。ヒーロー視しない演出が人間の弱さと強さを浮き彫りに

©2022 Komplizen Film Haut et Court Frakas Productions TOBIS / Erfttal Film und Fernsehproduktion
©2022 Komplizen Film Haut et Court Frakas Productions TOBIS Erfttal Film und Fernsehproduktion

本作は、家族3人で幸せに暮らしていたアントワーヌが、テロ発生から2週間の出来事を綴ったフランス発の世界的ベストセラー『ぼくは君たちを憎まないことにした』の映画化である。

最愛の人を予想もしないタイミングで失った時、その事実をどう受け入れ、次の行動に出るのか。

誰とも悲しみを共有できない苦しみと、これから続く育児への不安をはねのけるように、アントワーヌは手紙を書き始めた。

妻の命を奪ったテロリストへの手紙は、息子と二人でも「今まで通りの生活を続ける」との決意表明であり、亡き妻への誓いのメッセージ。

一晩で20万人以上がシェアし、新聞の一面を飾ったアントワーヌの「憎しみを贈らない」詩的な宣言は、動揺するパリの人々をクールダウンさせ、テロに屈しない団結力を芽生えさせていく。

パリ中心部にあるコンサートホールのバタクラン。アメリカのバンド、イーグルス・オブ・ザ・デスメタルのライブ中に3人の男たちが1500人の観客に銃を乱射し、立てこもった。

少し前には、パリ郊外のスタジアムで行われていたフランス対ドイツのサッカー親善試合や周辺のレストランで過激派組織「ISIL」の戦闘員が自爆テロを起こしていた。バタクランには、アントワーヌの妻、エレーヌと友人がいた。

安否確認すらままならないカオスの中で、2日後に判明したのは、友人は生き延び、エレーヌは犠牲となった受け入れがたい事実だった。

この度解禁されたのは、テロリストによって最愛の人を理不尽に奪われた父と子が、3人でいくはずだったコルシカ島で幸せな時間を過ごす瞬間を捉えた本編映像。

晴れ渡る天気の中、コルシカ島の美しいビーチで息子メルヴィルに日焼け止めを塗るアントワーヌ。さっそくサッカーボールで遊ぼうとするアントワーヌだが、メルヴィルは見向きもしない。

シーンは切り替わり、今度はイルカのおもちゃで新聞を読んでいるアントワーヌにちょっかいを出すメルヴィル。どこか嚙み合わない2人。

アントワーヌがふと目線を映した先には自分と同じくらいの夫婦と小さい子供の家族3人がいて、思わず目を逸らしてしまう。またシーンが切り替わり、今度はメルヴィルとアントワーヌが楽しそうに追いかけっこをしている。

その後も楽しそうにメルヴィルに泳ぎを教えるアントワーヌ。亡き妻エレーヌと三人でくるはずだったコルシカ島。

それでも楽しく幸せな親子の時間を過ごす二人と美しいコルシカ島の景色が溶け合い、観る者の心を揺さぶる本編映像となっている!

【STORY】

2015年11月13日金曜日の朝。ジャーナリストのアントワーヌ・レリスは息子のメルヴィルと一緒に、仕事に急ぐ妻のエレーヌを送り出した。

息子のために健康的な朝食を手作りして体調管理に気を配り、おしゃれでユーモアのセンスもある。最高の母であり、最愛の妻が、突然、天国へ行ってしまった。そんな時でも息子はお腹を空かせ、砂で遊び、絵本の読み聞かせをねだる。

誰とも悲しみを共有できない苦しみと、これから続くワンオペ育児への不安をはねのけるように、アントワーヌは手紙を書き始めた。

妻の命を奪ったテロリストへの手紙は、息子と二人でも「今まで通りの生活を続ける」との決意表明であり、亡き妻への誓いのメッセージ。

一晩で20万人以上がシェアし、新聞の一面を飾ったアントワーヌの「憎しみを贈らない」詩的な宣言は、動揺するパリの人々をクールダウンさせ、テロに屈しない団結力を芽生えさせていく。

【作品情報】

監督・脚本:キリアン・リートホーフ『陽だまりハウスでマラソンを』
原作:「ぼくは君たちを憎まないことにした」
2022年/ドイツ・フランス・ベルギー/フランス語/102分/原題: Vous n‘aurez pas ma haine/英題:YOU WILL NOT HAVE MY HATE /日本語字幕:横井和子/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム/後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
©2022 Komplizen Film Haut et Court Frakas Productions TOBIS / Erfttal Film und Fernsehproduktion
nikumanai.com

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