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波乱の展開…?笑いだけじゃない本作の魅力とは?『時をかけるな、恋人たち』第5話考察&感想レビュー。撮影裏話も紹介!

10月から開始したトキコイ。11月を迎え7日に放送された第5話は、物語のターニングポイントにある。今までの雰囲気とは打って変わって、少々波乱の展開だ。まだまだ目が離せないカンテレ・フジテレビ系ドラマ『時をかけるな、恋人たち』。今回は裏話を交えたレビューをお届け!(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

これまでと一転した重い空気
廻はどう辻褄を合わせる?

Ⓒカンテレ
Ⓒカンテレ

今回はこれまでと一転、重い空気が漂う第5話。

タイムパトロール隊員としての活動が、残り1日だと告げられた廻(吉岡里帆)。ミッションが終われば記憶を消されてしまい、何もかもなかったことになる。

翔(永山瑛太)とのことも忘れてしまうのであればと別れを告げたものの、廻の心が晴れることはなかった。

そんな中、かつて思いを寄せていたものの相手が婚約したことを知り、失恋した相手・広瀬(西垣匠)から「常盤さんのことが好きです」とメッセージが届く。どうやら広瀬の婚約相手・梓(田中真琴)とは婚約破棄したらしい。

広瀬からの会いたいというメッセージにYESの返事を送るが、やはり翔への気持ちをぬぐいきることができずに、メッセージを削除した。

翌日、削除したはずのメッセージを読んだ広瀬から食事に誘われる廻。

メッセージは消したはずだと慌てるが、“送信取り消し”と“削除”の操作を誤っていたことが判明する。LINEユーザーならわかるだろうが、自分が送ったメッセージを取り消す操作としては、“削除”するだけだと相手の画面にはメッセージが残ってしまうのだ。

一方で翔も廻を諦めきれずにいた。未来への干渉が少ない原始時代にタイムスリップして2人で生きていこうと提案するが、廻はあっけなく却下。

そうしているうちに、30年後からやってきた初老の男性・矢野健也(今野浩喜)が、タイムパトロール基地に連行されてくる。
健也の妻・美郷(安藤裕子)は明日、バス事故で亡くなるというのだ。喧嘩したまま別れてしまったことを後悔している健也は、妻に一目会いたいという。

だが、過去に干渉して未来を変えようとする行為は許されない。

それならばと、廻と翔の同行の元、謙也は夫婦の思い出のレストランへ向かうが、隙をついて逃げ出してしまう。

これにより、隊長(石田剛太)は自らの責任を感じながらも、翔にタイムパトロールをやめてカタギの仕事に戻れと諭すのであった。

翌朝、健也は美郷の前に姿を現すが、張り込んでいた隊員たちに身柄を拘束される。健也は記憶を消されて元の時代に帰され、美郷もバスの事故で命を落とすことになった。

歴史を変えてはならないとわかっていても、ただ黙って見守ることしかできない。

そこで廻は健也のために、得意な辻褄合わせを思いつく…!

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