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伏線全回収にスッキリ…初回から隠されていた驚きの仕掛けとは? ドラマ『時をかけるな、恋人たち』最終回考察&感想レビュー

12月20日放送のカンテレ・フジテレビ系ドラマ『時をかけるな、恋人たち』の第11話目は、いよいよ最終回。 監査員によって引き裂かれた廻と翔。一方、未来では伝説の恋人・マギー&キケロが大暴れ! 時をかけた禁断の恋は、果たしてどんな結末を迎えるのだろうか!?(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

「時をかけろ、恋人たち」
廻と翔の時を超えた恋の行方は…!?

©カンテレ

ドラマ『時をかけるな、恋人たち』もいよいよ最終回を迎えた。

前回、航時法違反の罪に問われた廻(吉岡里帆)と翔(永山瑛太)。廻と翔は記憶を消す装置・フォゲッターにかけられてしまう。超展開の恋は最初からなかったことに…なってしまうのかと思いきや、廻の記憶は消されてはいなかった!

翔が監査員の注意を逸らしている間に八丁堀(シソンヌ・じろう)がフォゲッターにあらかじめ細工を施していたことで、翔も廻も記憶を失わずに済んでいたのだ。しかし翔は監査員によって未来へ連行され、時の牢獄に捕らえられた。そこで翔は、廻の幻を見ていた。

一方、廻も日常に戻ったものの、翔との記憶に苦しんでいた。

公園のベンチで1人物思いにふけっていた廻だったが、そこへ突然、捕らえられていたはずの翔が姿を現す。再会した2人が抱き合うと、地面に穴があき令和基地に迎え入れられる。

その頃未来では、マギー&キケロがテロを起こし緊急配備がかかっているとのことだった。さらに、リリリー(夏子)と諸星(ラランド・ニシダ)が令和で子供を作り、なんとその子孫が和井内(石田剛太)であることが判明。

これにより、過去人と未来人の恋が歴史的に正当化されたことが証明された!

廻と翔は、時をかけまくっている恋人たちに触発され、再び恋の逃避行へ。変装した2人は夜通し逃げ(遊び)回り、次なる作戦を考えていたところ、翔が伝説の恋人になることを提案する。

「マギー&キケロ」が廻(めぐ)&翔(かける)に似ていることに気づき、「マギー&キケロ」の正体が自分たちのことであることを察する。これまで平凡な人生を送ってきた廻にとってその事実は驚きであり、あの日、たまたま回り道をしたおかげで翔に出会えたことを思い出した。

するとそこへ、マギー&キケロを追う天野(伊藤万理華)と和井内がやってきたため、八丁堀にタイムボードをかりて廻と翔は逃げることに。

廻と翔が出会った日にタイムトラベルした2人は、過去のまだ何も知らない廻の帰り道に立ち、回り道をするように誘導したのだった。

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