中島健人”松永さん”が急接近…”王道”なのに他の恋愛ドラマと一味違うワケ。『リビングの松永さん』第3話考察&感想レビュー
text by 柚月裕実
中島健人が主演を務めるドラマ『リビングの松永さん』(カンテレ・フジテレビ系)。女子高生・美己(髙橋ひかる)は同じシェアハウスで暮らす松永さんに惹かれ始める。第3話では、シェアハウスに新たな入居者が加わった。そしてそれをきっかけに、松永と美己が思わぬ場面で急接近!(文・柚月裕実)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
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【著者プロフィール】
エンタメ分野の編集/ライター。音楽メディア、エンタメ誌等で執筆中。コラムやレビュー、インタビュー取材をメインにライターと編集を行ったり来たり。SMAPをきっかけにアイドルを応援すること四半世紀超。コンサートをはじめ舞台、ドラマ、映画、バラエティ、ラジオ、YouTube…365日ウォッチしています。
「まさかお泊りコース!?」
松永と美己がグランピングで急接近
シェアハウスに新たな入居者がやってきた。第1話にも登場した大学生・北条凌(藤原大祐)だ。当初、希望していたのとは違う物件を紹介され、すんなりと美己に部屋を譲ったのだった。しかし内見を経てシェアハウス365が気に入り、ちょうどオーナーの海外赴任によって空いた部屋へ入居することに。
バーテンダーの鈴木健太郎(向井康二)が、凌の歓迎会をしようと切り出したものの、凌は主役になるのは得意じゃないと遠慮する。松永はそんな凌を「照れている」と捉え(ポジティブ!)、サプライズを敢行。さらに運よくグランピング場を借りられることになり、急遽一泊の歓迎会を企画する。健太郎に、カレー店のアルバイト・服部あかね(大久保桜子)、ネイリストの大貫朝子(黒川智花)も準備に取り掛かるなど、住人の一体感も見えてきた。
ところが、凌のスケジュールを聞かずに企画を進めたがために思わぬ落とし穴が……。それをきっかけに、松永と美己との距離が急接近する。