衝撃のちょい役…日本人俳優の扱いが酷すぎるハリウッド映画(3)突如姿を消し…出番わずか10分の国民的美少女
世界でのアジア人の扱いは、未だに冷遇されているのが現状である。見た目や言語、文化の違いなど、越えられない壁がいくつもある。それはハリウッドでも同じだ。日本では主演クラスであるにも関わらず、ハリウッドでは酷い扱いを受けている…。そこで今回は、ハリウッドだとちょい役しか任せてもらえない日本人俳優を5人セレクトして紹介する。
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マーベル映画出演の快挙も出演時間は超短い
忽那汐里『デットプール2』(2018)
監督:デヴィッド・リーチ
脚本:レット・リース、ポール・ワーニック、ライアン・レイノルズ
出演者:ライアン・レイノルズ、ジョシュ・ブローリン、モリーナ・バッカリン、ジュリアン・デニソン、ザジー・ビーツ、T・J・ミラー、レスリー・アガムズ、カラン・ソーニ、ステファン・カピチッチ、ブリアナ・ヒルデブランド、忽那汐里、ロブ・ディレイニー、ジャック・ケシー
【作品内容】
全てが常識はずれでおしゃべりのヒーロー・デッドプールこと、ウェイド・ウィルソン。平穏な日々を送っていたウェイドだったが、ある日、火の拳を持つ少年・ラッセルとの出会う。
そこへ、ラッセルの命を奪うため未来からマシーン人間・ケーブルがやってくる。ウェイドはラッセルを守るため、「X-フォース」を結成し、悪に立ち向かう。
【注目ポイント】
オスカープロモーション主催の「全日本国民的美少女コンテスト」にて、審査員特別賞を受賞し芸能界入りし、TBSの人気ドラマ『3年B組金八先生』で女優デビューを果たした忽那汐里。
その後、様々な映画やドラマ、CMで活躍し、日本中に知れ渡る存在となった忽那汐里だが、突如ハリウッドに挑戦すると発表されたことが記憶に新しい。
そんな彼女がハリウッドデビューを果たしたのは、2018年制作のNetflixオリジナル映画『アウトサイダー』だ。これに続いて、世界中で大人気の映画『デットプール2』への出演だ。3次審査まである超難関のオーディションを勝ち抜き、殺し屋のユキオ役を射止めた。
だが、日本では主役級の彼女も、ハリウッドではまだまだ売り出し中といったような状況…。出演時間は10分前後だろうか。
しかし、ユキオは原作にはないオリジナルのキャラクターであり、マーベルシリーズ初のLGBTという個性を持つ、重要な役割を担うキャラクターである。
『デットプール2』では出番はそう多くはなかったが、少ない出番ながらも印象を残し、2024年公開予定の『デッドプール3』に続投が決定している。
次回作では出番が増えることを期待したい。
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