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長谷川博己“明墨”が男泣き…その理由とは? 今後の展開の鍵を握る人物は? 日曜劇場『アンチヒーロー』第2話考察レビュー

text by 寺島武志

長谷川博己主演の日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系)が4月14日より放送開始した。本作は、長谷川演じるダークな弁護士が殺人犯を無罪にするという“逆転パラドックスエンターテインメント”。今回は、第2話のあらすじと本作の見どころを紹介する。(文・寺島武志)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

『VIVANT』と並ぶ初回視聴率
第2話では検察による逆襲が始まる!

『アンチヒーロー』第2話より ©TBS
アンチヒーロー第2話より ©TBS

第1話の放送翌日の15日、都内で行われた第2話最速上映会とスペシャル舞台あいさつに、俳優の長谷川博己が共演の北村匠海らとともに出席。「とにかく初回が放送されてホッとしています」と安堵感を口にした。

7年ぶりの「日曜劇場」主演を務める長谷川の、殺人犯をも無罪にしてしまう、アンチな弁護士の怪演ぶりが話題となっているが、長谷川によると、「(友人からの反響は)今までで一番あった」と語った。

この日も長谷川はネタバレに気を付けつつ、第2話の見どころを「法廷シーン」と語る中、北村がフォローに入ると「助けてくれてありがとう。すみません、こないだも遅刻しちゃって」と番宣のため11日に出演した同局系の「THE TIME」の生放送に遅刻したことに言及した。

長谷川は寝坊が原因で遅刻したことを明かした上で、「人生終わったかと思いました」と苦笑。前日に「あしたは生放送だって思ったら、夜に寝られなくなっちゃった」と言い、「1回、4時半に起きたけどまた寝ちゃった」と二度寝が原因だったことを告白。この“言い訳”に北村は「この遅刻が(ドラマの)伏線になっている可能性もありますね」と、ジョークを交え、フォローした。

また、14日に放送された第1話の世帯視聴率が11.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録。この数字は、昨年、社会現象にもなった同枠の『VIVANT』の第1話と同じで、好スタートを切ったといっていいだろう。

第2話では、緋山(岩田剛典)による町工場の社長・羽木(山本浩司)の殺害事件の第3回公判で検察が新たに証拠の鈍器を提出し、逆襲に転じようとする。しかし明墨(長谷川博己)は、緋山との面会で「ハンマーをどこかでなくしませんでしたか?」と問う。

そのハンマーは、緋山の血液反応が出たものの、犯行現場から2キロも離れたところで発見され、3か月も雨ざらしにされていたものだった。

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