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実写版『キングダム』未登場の将軍キャラをガチで妄想キャスト予想(5)敗死しても人気絶大…重要な敵キャラは?

漫画『キングダム』の実写映画が大ヒットを記録している。これまで3作が実写映画化され、日本を代表するキャストやスタッフが集結。さらに小栗旬と吉川晃司のサプライズキャスティングが記憶に新しい。今回は、『キングダム』ガチファンが「未登場の将軍キャラ」に絞り、選出理由や現実度から妄想キャスティングする。(文・タナカシカ)

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奇襲暗殺もこなす、廉頗四天王の一人

輪虎(りんこ)将軍

演じるなら、この人!
〜瀬戸康史〜

俳優の瀬戸康史。本人の公式Twitterより
俳優の瀬戸康史。本人の公式Twitterより

輪虎将軍は、廉頗将軍の四天王の一人で、自らを「廉頗の剣」と名乗っている双剣使い。元々は信と同様に戦争孤児だったが、廉頗に拾われ、武将としての才能が開花する。突破力に優れ、山陽攻防戦では、戦前の奇襲暗殺や、派手な戦術を考え、一気に中央突破を図り、何度も戦の局面を変え、いつも戦場で決定的な仕事を果たしている。

さらに信との一騎打ちの中で分かる、考え方や戦い方も真逆であったため、輪虎と信は、対比に描かれていることが分かり、作中では印象深く根強いファンがいる人気のキャラクターだ。

また、廉頗四天王の中で最も若く、体も小さい印象だが、あの天下の大将軍・王騎将軍に一太刀浴びせた逸話を持ち、連覇将軍から絶大なる信頼を置かれている。しかしその見た目から、信に「ガキガキ!」と言われ、「僕はこう見えても30代なんだけど…」と思わずキレてしまう、愛らしい一面もある。

そんな、小柄で頭がキレ、ファンから愛される輪虎将軍には、こちらも細マッチョでベビーフェイスな面持ちの瀬戸康史をコンバートしたい。

瀬戸は、ドラマ『海月姫』(2018)で、女装美男子の役を演じ、共演者達からは「ヒロインは瀬戸さんだった。女性として隣にいる気がする」と、その役作りに役者達からも太鼓判を押されている。

また、仮面ライダー出身俳優として、アクションの登竜門をくぐり、輪虎の泥臭くも巧みな双剣アクションにはうってつけの俳優ではないだろうか。

しかし、ぱっちりとした目が特徴の瀬戸康史に対し、原作の輪虎の目は、一本線で描かれるほどの細目で、顔の見た目が似ていないことがネックだが、むしろ輪虎の魅力をさらに引き出し、原作ファンの人気もグンと上がるのではないだろうか。

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