2025年公開『アベンジャーズ』最新作脚本家が“A級悪党”征服者カーンの魅力を語る。「サノスは紫色のCGI男に過ぎない」
征服者カーンは時間を旅し、多元宇宙を横断するという超絶な悪党だ。邪悪な悪党達との戦いに慣れているはずの主人公スコットは、今回は形勢が崩されるかもしれないと話題になっている。脚本家であるジェフ・ラブネスが、悪党カーンについて語ったようなので、現地メディアを参考に、その詳細に迫る。
「カーンという悪役の人間性や弱さを紹介したい」
脚本家ジェフ・ラブネスがカーンについて語る
米colliderによると、この映画の脚本家であるジェフ・ラブネスは、アベンジャーズの次回作『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ』の脚本家としても抜擢されており、「このキャラクターをMCUに導入する責任を負うことを考えると、マーベルの賢明なアプローチと言える」と話している。
イギリスの雑誌SFXマガジンでは、ジェフ・ラブネスは「私にとっては、人間らしさが重要なのです。明らかにサノスは偉大で、象徴的な悪役ですが、彼は大きな紫色のCGI男に過ぎません。彼は宇宙から来たエイリアンなのです。私が本当に集中したい部分は、悪役のカーンが人間であるということです」
「彼はとても孤独なキャラクターでもあります。今後さまざまな形で、彼の姿を目にすることになりますが、アベンジャーズのような終末的なスケールになる前に、このキャラクターの人間性や、弱さなどを紹介したかったのです」と語ったようだ。
また、ラブネスは「『アベンジャーズ』を作るにあたって、世代を超えた闘いのような感覚にしたいのです。フェーズ4では、新しいキャラクターが誕生したように感じました。みんなに少し息抜きをさせて、ユニバースを広げ、ディズニー・プラスの楽しいショーでキャラクターのレベルが上がっています。そして今、再びアクセルを踏んで、私たちが大好きな新しいキャラクターたちを、この映画の中に放り込む時が来たのだと思います」とも語った。
映画『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ』は2025年公開予定。『アントマン&ワスプ:クワントマニア』は2023年2月17日(金)に公開予定となっている。
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