ホーム » 投稿 » コラム » 日本で最も人気のマーベル映画は? MCU作品興行収入ベスト5。大ヒットの理由も併せて徹底考察 » Page 5

これぞアベンジャーズの集大成!
初期メンバーの卒業に涙がとまらない

1位『アベンジャーズ エンドゲーム』(2019)


出典:Amazon

興行収入:61.3億円

監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
出演:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、トム・ホランド、真田広之

【作品内容】

本作の舞台は、最凶最悪の敵サノスによって全人類の半分を一瞬で消し去られてしまった世界。残されたアベンジャーズのメンバーたちはわずかな希望を信じて再集結。世界を救い仲間を取り戻すため、史上最大の逆襲に乗り出す。

監督は前作の『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』同様に、アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が務めた。ブラックパンサー役で2020年に他界したチャドウィック・ボーズマンは今作がMCU作品での最期の出演となった。

【注目ポイント】

Getty Images

タイトルが示す通り、初期メンバーを含めたアベンジャーズの最後の戦いが描かれる。シリーズの中で最も登場キャラクターが多く、それまでの21作品のヒーローと仲間たちが大集結。壮大なスケールで描かれるアクションシーンは、過去作よりも気迫がこもっており、まさに鳥肌モノ。スクリーンだからこそ魅力が引き立つスペクタクル演出に圧倒されること請け合いだ。

ストーリー面の注目ポイントといえば、主要メンバーたちの引退だろう。今まで応援してきたヒーローたちが次々いなくなり、ショックを受けたファンが続出した。豪華メンバーのアクションシーンだけでなく、「終わってほしくない」という思いや、推しのキャラの最後の雄姿を目に焼き付けたいという思いから、何度もスクリーンに足を運んだファンは多いだろう。

ちなみに、本作でシリーズを卒業したのはヒーローだけではない。2018年11月12日にこの世を去った原作者スタン・リーは、今まで数々のマーベル作品にカメオ出演してきた。彼のカメオ出演作は本作が最後となった。

【関連記事】
マーベル史上最もコケた映画は? MCU作品興行収入ランキングワースト5。面白いけど物足りない…。爆死の理由を徹底考察
「キャラと声が合ってない…」残念なアベンジャーズキャラクターの日本語吹き替え5選。マーベルファンが許せない吹き替えとは?
大爆死…。映画史上稀にみる巨額の赤字を出した世紀の失敗作5選【洋画編】。観客から総スカンをくらった不幸な作品をセレクト

1 2 3 4 5