トム・クルーズがまさかの端役で出演
映画業界を痛烈に皮肉るR指定戦争コメディ

『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』(2008)


出典:Amazon

製作国:アメリカ合衆国
監督:ベン・スティラー
脚本:ベン・スティラー、 ジャスティン・セロー、 イータン・コーエン
キャスト:ベン・スティラー、ジャックブラック、ロバート・ダウニーJr.、スティーブクーガン

 【作品内容】

本作は、俳優ベン・スティラー、ロバート・ダウニー・Jr.、ジャック・ブラックの3人が落ち目の映画スターに扮したアクションコメディ。東南アジアで撮影中の戦争映画『トロピック・サンダー』は、主演スター3人のわがままにより撮影が大幅に遅延。監督のコックバーンが、スター3人を含むメインキャストを騙しジャングル奥地に連行し、ゲリラ撮影を決行する。

【注目ポイント】

左ロバート・ダウニー・Jr.、中央ベン スティラー、右ジャック ブラック【Getty Images】

21世紀最高の戦争コメディとして評価の高い本作。俳優ベン・スティラー、ジャック・ブラック、ロバート・ダウニーJr.、トム・クルーズなど豪華俳優陣が出演。ハリウッドと映画製作業界を痛烈に風刺している本作は、笑いあり、涙あり、一度見ると絶対に忘れることのできない作品だ。

俳優が映画の撮影であると勘違いし、現実世界をかく乱する。こうした設定は三谷幸喜『マジックアワー』(2008)など、古今東西のコメディ映画で描かれてきたものである。しかし、本作がとりわけ素晴らしいのは、勘違いをした役者をバカにして笑いを生み出すにとどまらず、最終的には、俳優という職業へのリスペクトを観る者に抱かせるという点だ。

下ネタで笑い、俳優陣の演技で泣かされる…。至福の映画体験が味わえる逸品だ。

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