ジョナ・ヒルとマイケル・セラがブレイク
巧妙かつ滑稽な青春コメディ
『スーパーバッド 童貞ウォーズ』(2007)
製作国:アメリカ合衆国
監督:グレッグ・モットーラ
脚本:セス・ローゲン、 エヴァン・ゴールドバーグ
キャスト:ジョナ・ヒル、セス・ローゲン、マイケル・セラ、クリストファー・ミンツ=プラッセ
【作品内容】
『40 歳の童貞男』(2005)などのヒットメイカー、ジャド・アパトーが製作を手がけ、童貞喪失を夢みる冴えない高校生たちの奮闘を描いた青春コメディ。
俳優ジョナ・ヒルとマイケル・セラが、卒業前に童貞を捨てようと必死な高校3年生のセスとエヴァンを演じる。俳優クリストファー・ミンツ=プラッセは、無責任でなんだか危ない雰囲気の警察官2人と冒険を繰り広げる同級生フォーゲルを演じる。
【注目ポイント】
見ていられない程不器用でマヌケな登場人物が次々と登場するのにもかかわらず、驚くほど感動的なシーンが含まれる本作は、ティーン向け映画の中でも、思春期の本質を正確に突いている作品の一つだ。
本作は、友情について巧妙かつ滑稽に描いた古典的な青春映画であり、洒落たユーモアと真剣さを絶妙なバランスで見事に融合させている。
俳優ジョナ・ヒルとマイケル・セラは本作の出演をきっかけにブレイク。ジャド・アパトーは才能のあるアイデアを持つ映画製作者であることを改めて世に知らしめた。