ホーム » 投稿 » コラム » 日本の漫画原作もランクイン!? ジェームズ・ガン監督のお気に入りコミックブック映画化作品ベスト5とは?

日本の漫画原作もランクイン!? ジェームズ・ガン監督のお気に入りコミックブック映画化作品ベスト5とは?

text by 編集部

ジェームズ・ガン監督は、現在最も絶好調と言える映画監督の1人だ。DCスタジオ共同CEOに就任した彼は、現在同スタジオのコミックブック関連のプロジェクトを全て担当している。そんな彼が、今回現地メディアに対しコミックブックの映画化作品ベスト5を伝えたようだ。早速その詳細を確認していく。

DCスタジオを束ねるジェームズ・ガン監督の気になるお気に入り映画とは?

ジェームズ・ガン監督
ジェームズガン監督2023年4月フランスパリにてGetty Images

DCスタジオ共同CEOに就任し、コミックブック関連のプロジェクトを全て担当するようになったジャームズ・ガン監督。現在、ガンが手掛ける新しいDCU、特に『マン・オブ・スティール』の次回作『スーパーマン:レガシー』に大きな注目が集まっている。

米Movie Webによると、GQが行った最近のインタビューで、彼はコミックブックの映画化作品ベスト5として、ソニーの大ヒットアニメーション作品『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』、リチャード・ドナー監督作『スーパーマン』、デヴィッド・クローネンバーグ監督作『ヒストリー・オブ・バイオレンス』、パク・チャヌク監督作『オールド・ボーイ』、ライアン・レイノルズ最大のヒット作『デッドプール』の5つを挙げたようだ。

1978年に公開された映画『スーパーマン』は、俳優クリストファー・リーブが演じたクラーク・ケント/スーパーマンのおかげで歴史的に伝説的な作品となった。

長い年月を経た今でも、多くの人がこの映画を史上最高のスーパーヒーロー映画の1つと考え、最近のプロジェクトにもインスピレーションを与えている作品だ。

映画『デッドプール』に関しては、暴力や血などを表現する描写が多く、コミックものとしては珍しい、R指定のスーパーヒーロー物語として誕生。スーパーヒーロー映画に新しい風を起こした作品だ。

来月続編が公開される映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は、感情豊かな描写に、独特のアニメーションスタイル、素晴らしいキャラクター陣の登場と、見どころ盛り沢山。

映画『オールドボーイ』は、土屋ガロンと嶺岸信明による同名漫画を映画化した2003年の韓国映画。物語は、突然誘拐され、その場所に導かれた理由もわからないまま、ホテルの一室に何年も監禁された男、オ・デスの姿を描いている作品。

そして、映画『ヒストリー・オブ・バイオレンス』は、グラフィック・ノベルを原作に描くバイオレンス・サスペンス。インディアナ州に住む家族持ちのトム・ストールが、ある日店の客に銃で脅されるが、相手の隙をついて銃を奪い、殺してしまう。正当防衛で町のヒーローになったトムだが、彼の過去を知っているという謎の男が現れ人生がひっくり返っていくというストーリーだ。

これらの作品を視聴することで、ジェームズ・ガン監督が手掛けた優れたコミックブック映画化作品に対するアイデアやイメージに思いを馳せ、よりガン作品の世界に没入できるかもしれない。

【関連記事】
韓国映画「オールド・ボーイ」漫画との違いは? ハサミで舌を…。暴力描写に賛否分かれる衝撃作 <あらすじ 考察 レビュー>
シビれるラストを考察…最恐のヴィランとは? 映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」の評価は? 忖度なしガチレビュー
今年最高の動物愛護映画…? 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』が動物愛護団体PETAから賞賛された理由