7「抜け出せると思った途端に引き戻される(“Just When I Thought I Was Out, They Pull Me Back In.”)」
マイケル・コルレオーネ『ゴッドファーザー PART III』
ギャング映画でよくあるパターンのひとつに、マフィアのボスが年を重ね、足を洗い、合法的な道を歩もうと試みるというものがある。年齢が上がるにつれ、警察や危険な敵と取引する意欲が減退していくのだ。
マイケルは、カジノを売却し、コルレオーネ・グループを設立。 また、10億ドル規模の不動産会社イモビリアーレにも投資。しかしながら、運命は彼に冷酷な試練をもたらす。彼は部下が自分を裏切ろうとしていることに気づくのだ。
この時点で、彼には、犯罪と暴力の渦めくマフィアの世界に戻るという選択肢を取るしかない。マイケルの苛立ちを表現した表情が、この名言をさらに素晴らしいものにした。