登場人物のコスチュームが不気味すぎる…。今世紀最悪の失敗作
『キャッツ』(2019)
猫のフェイクファースーツ
上映時間:109分
監督:トム・フーパー
脚本:リー・ホール、トム・フーパー
キャスト:テイラー・スウィフト、ジェームズ・コーデン、ジュディ・デンチ、ジェイソン・デルーロ、イドリス・エルバ、ジェニファー・ハドソン
【作品内容】
満月が輝くある夜。臆病な白猫ヴィクトリアは、ロンドンの方住むにあるゴミ捨て場に迷い込む。そこで出会ったのは個性豊かな 〝ジェリクルキャッツ〞 たち。ぐうたらな猫、 ワイルドな猫、お金持ちでグルメな猫、勇敢な兄貴肌の猫、不思議な力を持つ長老猫…様々な出会いの中でヴィクトリアも自分らしい生き方を見つけていく。
そして彼女はある夜、謎の舞踏会「ジェリクルボール」に参加するが…。
【注目ポイント】
さて、最後を飾るのは、おそらく今世紀最悪のCGIで知られる映画『キャッツ』だ。
本作は、アンドリュー・ロイド・ウェーバーによる1981年のミュージカルを原作とした作品で、歌手のテイラー・スウィフトが出演したことで大きな話題を呼んだ作品でもある。
映画化に当たっては、キャスト全員がキャットスーツを着用するという原作の案にならい、キャスト全員の顔と身体にネコの毛皮を融合。その結果、揃いもそろってなんとも不気味で恐ろしい姿になった。
なお、本作は劇場公開前のプレミアム公開で大酷評を受け、劇場公開時には多少改良した形で再上映を行っている。しかし、どんなに修正しようと、CGIのひどさは変わらない。