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~名言2~
「そうだ、過去に傷つくこともある。しかし、過去が前に進む原動力になり、過去から学ぶこともできる!」

『ライオン・キング』(1994)


出典:Amazon

上映時間:88分
製作国:アメリカ
監督:ロジャー・アラーズ、ロブ・ミンコフ
脚本:ジョナサン・ロバーツ、アイリーン・メッキ、リンダ・ウールヴァートン
キャスト:マシュー・ブロデリック、ジョナサン・テイラー・トーマス、ジェームズ・アール・ジョーンズ、モイラ・ケリー、ニケータ・カラム、ジェレミー・アイアンズ、ネイサン・レイン、アーニー・サベラ

【作品内容】

サバンナにある動物の王国「プライド・ランド」。その地を統治するライオンの王・ムファサと妻・サラビの間に生まれた王子・シンバ。呪術師のヒヒであるラフィキによって、動物達の前でお目見えの儀式が行われ、動物たちは歓喜する。しかし、ムファサの弟/スカーは、王であり人望の厚い兄を妬み、自身の王位継承の可能性を消したシンバの存在をも疎んでいた…。

【注目ポイント】

息子・シンバに王としての振る舞いを教育するムファサは、彼のやんちゃぶりに手を焼く。次代の王となってほしいと願っても、息子は自由奔放に遊び回っている。そんな折、スカーの陰謀によりムファサは殺害されてしまう。

父の死と向き合えずにいたシンバに対し、呪術師であるラヒィキが放った含蓄のある言葉に耳を傾けよう。「そうだ、過去に傷つくこともある。しかし、過去が前に進む原動力になり、過去から学ぶこともできる!」。このセリフは、本作のハイライトの一つである。

シンバはこの一言によって目を覚まし、スカーと彼が引き連れるハイエナから王国を救うべく、立ち上がることを決意する。ムファサの死は、シンバのふがいなさから起こったことである。自身の失態が原因で周囲に迷惑をかけてしまうことは、多かれ少なかれ、誰しもあるだろう。例えば、仕事上のミスや、プライベートな人間関係の些細な行き違いなどでも。

そんなことが日常で起こった際に、このセリフを思い返すと勇気が湧いてくる。追い詰められた時、心に留めておきたい言葉だ。

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