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自己肯定感爆上がり!
性差別に立ち向かう宇宙一強い女性ヒーロー

『キャプテン・マーベル』(2019)


出典:Amazon

上映時間:124分
製作国:アメリカ
監督:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック
脚本:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック、ジェネヴァ・ロバートソン=ドゥウォレット
キャスト:ブリー・ラーソン、ジュード・ロウ、サミュエル・L・ジャクソン、クラーク・グレッグ、リー・ペイス、ジェンマ・チャン、アネット・ベニング、ベン・メンデルソーン、マッケンナ・グレイス、コリン・フォード

【作品内容】

ロサンゼルスのビデオショップに、突然、正体不明の女性(ブリー・ラーソン)が空から降ってくる。記憶が欠如した彼女だったが、驚くべきパワーが備わっている。彼女の失われた記憶にはある秘密が隠されており、それを狙う敵が彼女に接近するのだが…。

マーベルシリーズ初の女性主人公を演じたのは、『ルーム』でアカデミー最優秀主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン。監督は、マーベル映画では初の女性監督となるアンナ・ボーデンと、彼女とともに『ハーフネルソン』などでコンビを組んできたライアン・フレックが務めた。

ブリーラーソンGetty Images

【注目ポイント】

ヒーローといえば男性が多いイメージであるが、本作ではマーベルシリーズ初の女性主人公・キャプテン・マーベルが活躍する痛快作だ。90年代が舞台となっており、レトロな雰囲気も楽しめる。特に、キャプテン・マーベルが革のジャケットを着てバイクを走らせる姿は何ともカッコいい。

主人公は過去に空軍に所属。「女だから無理」だと何度も言われながらも、あきらめずに努力を重ねる。子供の頃から、女性だからという理由で男性と対等に扱ってもらえなかったが、何度でも立ち上がってきた。戦闘中、窮地に追い込まれたときにその記憶が蘇り、立ち上がるシーンはすべての女性の心を打つはずだ。

力を解放した後の戦闘シーンは爽快感抜群。マーベル作品ではあるが、独立したストーリーになっているため、マーベルファンはもちろんマーベルシリーズを観たことがない人も十分楽しめる作品になっている。

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