ドラマ『結婚予定日』が超面白い! Travis Japan松田元太の魅力にタジタジ…徹底考察&解説【推し!movies】
text by 柚月裕実
ドラマ『結婚予定日』(MBS系ほか)が第6話の放送を迎えて、さらに盛り上がりを見せる。主演を務めるのは大原櫻子とTravis Japanの松田元太。今回は、松田の役どころにフォーカスしながら、ドラマにバラエティと活躍する松田の魅力に迫ってみたい。(文・柚月裕実)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】
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【著者プロフィール】
エンタメ分野の編集/ライター。音楽メディア、エンタメ誌等で執筆中。コラムやレビュー、インタビュー取材をメインにライターと編集を行ったり来たり。SMAPをきっかけにアイドルを応援すること四半世紀超。コンサートをはじめ舞台、ドラマ、映画、バラエティ、ラジオ、YouTube…365日ウォッチしています。
ドラマ『結婚予定日』はピュアすぎる展開が魅力…。
本作は、小説投稿サイト「エブリスタ」で総合ランキング1位を獲得した西原衣都による小説が原作で、ムノが作画を手がけてコミカライズした人気作品の実写ドラマ。
8月3日からMBS「ドラマ特区」枠ほか、テレビ神奈川、チバテレビ等で放送されている。
松田が演じるのは営業部一のイケメン・結城真臣。パリッとしたスーツを着こなし清潔感に溢れるクールな印象。しかしクールすぎるあまり、会社では“AI”と呼ばれるほど、感情が出ない掴みどころのないキャラクターだ。
大原が演じる佳子が29歳の誕生日直前に恋人に振られてしまい、そこに偶然居合わせた結城が、振られたばかりの佳子に「1年でお相手が出来なければ私と結婚しましょう」と告白する。
「結婚予定日」から始まる2人の恋。互いに不器用なタイプだけに、じわじわと心を通わせていく。20代の男女ともなれば、あれよあれよと展開してもおかしくはないが、あまりにもピュアすぎる展開がもどかしく、それそこが本作の魅力だ。