三浦信輔(大谷亮介)の再登場にテンションが上がった

『相棒 season23』第7話 ©テレビ朝日
『相棒 season23』第7話 ©テレビ朝日

 今回の見所は2つだ。

 1つ目は三浦信輔(大谷亮介)の再登場である。

 三浦信輔はseason1〜season12までのレギュラーで、伊丹や芹沢と共に捜査一課の刑事として行動し、”トリオ•ザ•捜一”の最年長かつ特命係に対して中庸な立ち振る舞いをしていた人気キャラクターである。

 S12「ビリーバー」で警部補へ昇進し係長になるものの、犯人を追う過程で足にナイフを刺され杖生活を余儀なくされ依願退職しレギュラーを卒業し、以降はS14「英雄」で日本全国を旅して回るところで彼の登場は終わっていた。

 そんな彼が9年ぶりの再登場の上、11年ぶりとなる伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)との再会、16年ぶりの亀山との再会、そして現在3人目の捜査一課である出雲(篠原ゆき子)との邂逅など、見たかったものを全て見れるとなると否が応でもテンションは上がる。

 勿論ただのファンサービスで終わらせず、29年前に事件に携わっていた元刑事として、正継や恒川の力になりたいという熱い思いを持っており、死亡後の捜査でも足取りが掴めない押見の直近10年間を解き明かす最後のピースを特命係に伝えるなど、事件解決にも多大なる貢献をしている。

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