リリー・フランキーが冒頭から謝罪?
本作の主人公・山下心麦は、母を早くに亡くし、元警察官の父と2人きりで慎ましく生きてきた大学生。そんな心麦を演じた広瀬は「人の温かさを知っていて、素直でまっすぐな女の子だなと思いながら日々演じさせていただいております」と自身の役柄について明かす。
しかし、クリスマスイブの夜に心麦の家が火事に。リリー演じる父・春生が突如、亡くなってしまう。この日は会見の前に第1話の試写会が行われていたため、リリーは「なんかすみませんね。死んだばっかりで来て」と謝罪。続けて、「死にましたけど、回想シーンでちょくちょく出てきます。俺が若作りしているのにも早々に慣れてくださいね」と語って観客を笑わせた。
春生の死後、22年前の資産家一家惨殺事件で逮捕された男の息子・遠藤友哉(成田凌)が放火および、春生の殺害容疑で逮捕される。しかし、春生が遺した手紙には、友哉を名指しで「冤罪」だとする記述が。心麦はそこに書かれた指示通り、松山演じる弁護士・松風義輝に友哉の弁護を依頼することになる。
松風を演じた松山は「弁護士だけど、余計な一言が多かったり、辛辣な言葉を投げたりと少し偏屈で変わっている役柄。もともと心麦さんや春生さんと接点があるわけではないんですが、なぜか春生さんの手紙に僕の名前が書かれていて、事件に関わっていくことになる役です」と説明した。
大学生と弁護士という異質のバディで真相に迫っていく心麦と松風。そんな2人の前に現れるのが、磯村演じる謎の週刊誌記者・神井孝だ。磯村は「心麦に対して色々と揺るがす言葉を投げかけるような人物なんですけど、どこまで事件のことを知っていて、何をしているのか、まだ全然明かされてない」とし、「だから、毎回撮影現場で共演者の皆さんから疑いの目を向けられます」と明かした。