休学の理由…令子(桜田ひより)の過去が明らかに

『相続探偵』第4話 ©日本テレビ
『相続探偵』第4話 ©日本テレビ

 また、第4話に関しては令子の過去が明らかとなった。彼女の父は大学の消化器外科で教授をしていたが、医療過誤を疑われ、係争中に急死。謂れもない口撃を受けた父の無実を証明するために令子が頼ったのが当時は弁護士だった灰江だった。

 すでに父の一件は事実無根であることが証明されているものの、令子の大学への復学には父の弟子だった長谷川教授(髙橋洋)が難色を示す。彼女は笑顔で取り繕うが、無理をして表情を作っているのは明らかで、彼女もまた過去から前に進むことができていないようだ。

 そのカギを握っていそうな存在が令子の母・沙織(中島ひろ子)。京都で偶然再会するが、呼び止められた娘の表情は少なくとも喜びではなかった。親子の関係修復こそが、令子が前に進む足がかりとなるだろう。

 菓子匠『鳳凰』のこの先と、令子の未来――。いずれも解決に導くのはもちろん灰江。次回、どのような秘策をもってして、私たちをあっと言わせるか楽しみにしたい。

(文・まっつ)

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