「怖すぎる」と注目を集めた俳優は? 大河ドラマ『べらぼう』第11話感想レビュー。寛一郎&市原隼人の演技に惹かれる
横浜流星が主演を務める大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK総合)。本作は、江戸時代を舞台に、多くの浮世絵師や作家を世に広めた出版人・蔦屋重三郎の波瀾万丈な人生を描いた物語。さっそく、第11話の物語を振り返る。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
蔦重が再開したのは…。
蔦重(横浜流星)が世に送り出した『青楼美人姿合鏡』は売れ残り、借金が残った。そんな中、日光社参が行われ、大きな賑わいを見せていた。これを見た大文字屋(伊藤淳史)に呼び出された蔦重は、吉原で「俄(にわか)」という、歌舞伎などを上演する祭りの開催を命じられる。
そこで、蔦重(横浜流星)は人気の富本豊志太夫/午之助(寛一郎)に俄祭りへの参加を依頼するが断られてしまう。蔦重は浄瑠璃の元締め・鳥山検校(市原隼人)を訪ねると、瀬以(小芝風花)と再会する…。
今週も、蔦重の思いが周りの人々を突き動かし、熱い展開を見せた。ここでXに寄せられた視聴者による感想を見ていこう。
「馬面太夫さんの声にシビれたわぁ。」「寛一郎さんの午之助、めっちゃ渋い!最初は冷たいのに、心がほぐれる瞬間が神。あの低音ボイス、ずっと聞いてたい!」「この時代も出待ちあるんだ!」「富本節を聞いて涙が止まらなくなるシーン、よかったな。」「市原隼人怖い。」「市原くんの鳥山検校が不気味Σ(゚ロ゚;)」「瀬川とはあれで今生の別れかと思ってたら今週も会って楽しく会話しててビックリ」
存在感を示した寛一郎と市原隼人への注目が集まった第11話。また、先週、切ない別れを見せた瀬以との再会に驚く視聴者も。今後も目が離せない展開が続きそうだ。
(文・野原まりこ)
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