今回の作品で2人が学んだことや知ったこととは―
今回の作品は、日常から遠い存在のように感じられるお寺が舞台ということで、この作品を通して2人が学んだことや知ったことはなにかとMCに問われると、畑は、「お寺ってこんなに気軽に立ち寄れる場所なんだという発見もありました」と答えた。
そして、「現場にいらっしゃったお坊さんがものすごくコミカルなお話をされ、和やかな雰囲気に驚いた」と明かした。また、奥野は、「遠い存在だと思っていたのが、フランクに話せて身近な存在に感じられた」と話した。
奥野壮は、不思議系お兄ちゃん。畑芽育は、安心感を与えてくれる存在。
ここで、それぞれの印象について聞かれた2人。畑は、奥野を「良いお兄ちゃん」と表現。
「麦と柊のように、くだらないことを言い合えるいい仕事仲間でありながら、“不思議ちゃんなのかな?”と感じました。」そして、“不思議ちゃんだな”と感じた部分を問われると、「ちょっと揺れていたりとか…口ずさんでいたりとか。変な顔をしだしたりとか。」と答え、畑自身も「一緒に歌ってみたりとか、一緒にラップを考えたりとか」それらを一緒になって楽しんでいた様子を明かした。初めて会った時から、奥野の印象は変わらなかったという。
一方の奥野は、「最初に現場で畑さんのお芝居をみて、このドラマは大丈夫だ」と確信したようだ。「僕らが想定している“こういうお芝居だろうな”を常に超えて、そこにぴったりなお芝居をされている姿をみて、大先輩はやっぱり違うな…」と煽る場面も。
奥野からみて、畑は年下だけど、大先輩であり…21歳にして芸歴20年の畑の芝居力には安心感を覚えたという。
生まれ変わったら…「アイドル!」「尾田栄一郎先生!」
今回の作品のタイトル、「女子高生、僧になる。」にかけて、「生まれ変わったら、○○になりたい」をそれぞれ発表した。
畑は、「私は生まれ変わったら“アイドル”になりたいです!」と発表。アイドルをやりながら俳優業をやられている方とも共演することのあった畑は、「(その方の)過去の映像を見た時に、アイドルの方は歌って踊っている姿を目にする機会があって、そこのギャップが素敵だなと思う瞬間がすごくあって、私自身もある種エンターテイナーという形で役者をやっていますが、マイクを持って歌って踊ってという姿に本当に憧れる」と話した。
そして、実は最近、松浦亜弥にはまっているという畑は、「あややかわいい~!」と思いながら、「もし生まれ変わったら絶対にアイドルになりたい!」と心に決めたという。
とにかく「あややになりたい」と話す畑は、生まれ変わったら「あややみたいな“キラキラで可愛い歌の上手いアイドル”になりたい」という憧れを語った。そして、いつか役者としてアイドル役を演じることを夢に見ているという。
また、奥野が生まれ変わったらなりたいものは、「尾田栄一郎先生」。畑は、「現場でもワンピースの話をしてました!」と納得の表情を浮かべた。「大好きなので、先が知りたい…」と、まさかの不純な気持ちを明かした。
「物心がついた時には、すでに漫画全巻が家にあり、父がすごくジャンプ好きでワンピースを読んでいたのですが、<ワンピースと共に人生を歩んできた>といっても過言ではない」と語った。
最も影響を受けたキャラクターは、「サンジ」で、好きな言葉は、「女の嘘は許すのが男だ」と話すと、会場に笑いを誘った。畑も、「そこなんだ」と思わずツッコみ。
視聴者へのメッセージ
最後に2人から視聴者の皆さんへのメッセージと見どころをご紹介。奥野は、「このドラマは、お寺・お坊さんをテーマにしてはいるのですが、とても笑えて、時に泣けるようなハートフルコメディになっております。楽しくお寺のこと、お坊さんのことを知れるドラマとなっていますので、ぜひ皆さんみてください。そして、配信もございますので、放送されない地域の皆さんは、ぜひ配信でお楽しみください。」とメッセージを送った。
笑いだけではなく、時に泣けるシーンもあるということで、そこにも注目していただきたい。
「本当に気軽な気持ちでみていただけたら嬉しいなというのが一番で、一週間の疲れを今回のこのドラマで、笑いで、癒せたらななんて思います。お寺というものがテーマになっているということで、入口が狭いというか、入りにくい部分もあると思いますが、一回それを取っ払って、麦も何も知らないままお寺に関わっていくことになるので、主人公と同じ気持ちでみてくださる皆さんも一緒にお寺のことを知っていただいて、近しいものだということを感じていただけたらすごく嬉しいです。放送を楽しみにしていてください。」と、お寺というテーマに囚われず、幅広い方にみていただきたいという思いを届けた。
MBSドラマ『女子高生、僧になる。』はMBSにて9月17日24:00より放送スタートし、テレビ神奈川、チバテレ他にて順次放送する。お楽しみに!