佐藤浩市の正体は…? 見逃せない伏線をおさらい。ドラマ『ONE DAY 聖夜のから騒ぎ』第2話考察&感想。あらすじ解説
text by 寺島武志
二宮和也、大沢たかお、中谷美紀の豪華トリプル主演。フジテレビ系月9ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』は、クリスマスイブの「たった一日」を舞台に、接点のない3人の登場人物の運命を描く。今回は、10月16日に放送された第2話のレビューをお届けする。(文・寺島武志)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】
3人の運命が動き出す
二宮和也、大沢たかお、中谷美紀のトリプル主演で話題の『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』第2話が、16日に放送された。
「逃亡編」では、記憶喪失に陥り、自分の知らない間に“殺人犯”にされてしまった勝呂寺誠司を二宮和也が演じ、「レストラン編」では、老舗レストランのオーナーシェフでありながら臆病な性格が災いし、店員たちからの信頼がイマイチの男・立葵時生に大沢たかおが扮する。
さらに「地方テレビ局編」では、地方局「横浜テレビ」において、メインの報道キャスターの座から引きずり降ろされつつある倉内を中谷美紀が熱演。
3つのパートに分けてクリスマスイブの一日を描いていくというドラマだ。
立葵は、店内に拳銃が見つかったと警察に通報。一方で、犯人からの報復を恐れ、“独りきりになることを避けるため”という理由で、一度は中止を決めたクリスマスディナーの営業を行うことに決め、店員にその旨を伝える。
一方で、報道キャスターから料理番組のMCへの転身を勧められていた倉内は、それを無視し、引き続き殺人事件を追う。逃亡中の犯人が学生時代の知り合いであることをつかんでいたからだ。
スクープのチャンスを得た彼女は、上司の指示にも逆らい、最後となるかもしれない自分の番組で事件の特集を組むために動き出す。