若葉竜也「医療指導のお医者さんたちが度肝を抜かれるくらい」
杉咲花の役者としての凄み
今回、主要キャストは実際の医療従事者から指導を受けながら、傷口を縫い合わせる縫合練習に当たったそう。しかし、クランクイン直前で擬似血管を使った吻合シーンも撮影することになり、杉咲はスタジオにこもりっきりで吻合練習に励んだとのこと。その上達具合について、側で練習を見守っていた若葉は「医療指導のお医者さんたちが度肝を抜かれるくらい」と明かした。
一方、「若葉さんはコツをつかむスピードがものすごく速くて、私が時間をかけてやっとできるようになった吻合も、『ちょっとやらして』って言われて貸した瞬間にできちゃったんですよ。本当にやめてほしい(笑)」と複雑な心境を吐露した杉咲。
すると、若葉は「僕は器用ですね(笑)」と素直に認めた上で、「ただ僕の場合は今のところ吻合シーンの撮影がないので、何のプレッシャーもなくできるんですよ。撮影となったら緊張との闘いになるので、やっぱりそんじょそこらの女優さんじゃ乗り越えられないんじゃないですか」と改めて現場で感じた杉咲の役者としての凄みについて話した。
井浦が演じる大迫は脳外科の権威だが、手術道具は一切現場にないそう。代わりに観葉植物の収集が趣味である大迫の教授室には緑が溢れている。そのため、「自分が何の教授かわからなくなる」という井浦。一方で、「僕も植物は好きなんですが、大迫教授が面白いのは枯れかけていたり捨てられていた植物を集めて、育て直すのが好きなところ。そういうの素敵だなって思いました」と自身が演じる役の魅力を語った。
医療秘書役として物語を俯瞰する立場にある生田は、「私は主要キャストの中で唯一医療従事者ではないので、吻合練習とかちょっと羨ましいなって思います(笑)」と吐露。また、「私が演じる麻衣は人間関係のところで少し視聴者の皆さんを惑わすキャラクターなので、この人何を考えているんだろうとか、なんでミヤビちゃんに対してきつい言い方をするんだろうとか、推察しながら楽しく見守っていただけたらなと思っています」と見どころをアピールした。