NHK大河ドラマ『光る君へ』相関図&キャスト一覧。”藤原”多すぎ…キャラクター同士の複雑な血縁関係をわかりやすく解説
text by 編集部
吉高由里子が主演を務める大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合)が放送中。平安時代中期を舞台に紫式部の生涯を描く本作。今回は、ドラマ視聴のお供として4月21日(日)放送の第16回時点における登場人物の相関図を用意。「まひろの家族」「道長の家族」「道長の兄弟家族」「朝廷の人々」の4パートに分けてご紹介する。
まひろの家族
『源氏物語』の作者
まひろ/紫式部
(演:吉高由里子)
学問をつかさどる父・藤原為時のもとで並外れた文学の才を発揮し、想像力と好奇心を育む。のちに、まひろが書きつづる『源氏物語』は、道長のバックアップを受け、天皇や貴族の間で大ベストセラーとなる。
まひろの父
藤原 為時(ふじわらのためとき)
(演:岸谷五朗)
まひろ(紫式部)の父。藤原一門であるが、下級の貴族。裕福な生活とは縁遠かった。和歌や漢籍に通じる文人であり、まひろに文学の素養を授ける。
まひろの母※故人
ちやは(演:国仲 涼子)
まひろ(紫式部)の母。不器用な夫を支え、豊かとはいえない暮らしの中でも、幼いまひろや弟の太郎を、愛情深く育てる優しい女性。
まひろの弟
藤原 惟規(ふじわらののぶのり)
(演:高杉真宙)
まひろ(紫式部)の弟で、幼名は太郎。勉学が苦手で、文学の才がある姉としょっちゅう比較されている。のんびり、ひょうひょうとした性格。
まひろの夫
藤原 宣孝(ふじわらののぶたか)
(演:佐々木 蔵之介)
まひろ(紫式部)の父・藤原為時とは職場の同僚で同年配の友人どうし。世知にたけ、鷹揚(おうよう)な性格の男性。まひろのことは幼いころから知っており、よい話し相手となって温かく見守る。
惟規の乳母
いと
(演:信川 清順)
まひろ(紫式部)の弟・藤原惟規の乳母(めのと)。惟規を溺愛し、行く末に気をもみながら仕えている。まひろの姫らしくない振る舞いには、やきもきすることも。
まひろの従者
乙丸(おとまる)
(演:矢部 太郎)
まひろ(紫式部)の従者。まひろに振り回されながらも付き従っている。
まひろの友人
さわ
(演:野村 麻純)
まひろ(紫式部)の友人。父の藤原為時が世話をする女性の、以前の結婚で生まれた娘。愛情に飢えた、一風変わった娘で、まひろを慕い親しくなる。やがて父親の九州赴任についていくことになる。