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佐野勇斗”四ツ木”との距離感がもどかしい…NHK朝ドラ『おむすび』平成世代が大歓喜した”懐かしのアレ”とは?

橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第31話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

結と四ツ木の距離が縮まる…?

連続テレビ小説『おむすび』第7週 第31話 ©NHK
連続テレビ小説『おむすび』第7週 第31話 ©NHK

 両親に「ギャルも書道もやりたい」と告白した結(橋本環奈)。自分の本心に気づくきっかけとなった四ツ木翔也(佐野勇斗)へのお礼に、何か欲しいものはないかと聞くと、四ツ木は「スタミナ」と答えた。自身が倒れた時に、祖母の佳代(宮崎美子)に作ってもらったスープのことを思い出した結は、翌朝、四ツ木に豚のレバーを使ったお弁当を渡すが、思いがけずどんな栄養があるのかとつっこまれ、答えることができなかった。

 放課後、結は図書室で栄養学の参考書の内容を丸暗記し、四ツ木に伝えると、四ツ木のお弁当を作ることを考える。帰宅し、佳代にこれから毎日お弁当を2つ作ってくれないかと頼むが、事情を察した佳代に自分で作ることをすすめられる。

 結は料理が苦手だったが、料理本を見ながら四ツ木のお弁当を作る日々が2週間続いた。

 そんな折、米田家に四ツ木が福岡西高校の野球部の監督と一緒に米田家を訪ねてくる。監督は開口一番「うちの四ツ木を潰す気ですか」と責めるような口ぶり。四ツ木は寮で栄養士管理のもと、徹底した食事管理をしていたのだが、ここしばらく結のお弁当を食べていたことで、体調管理ができなくなっていた…。

「おむすび、恋をする。」と題した第7週の『おむすび』。結が四ツ木を意識しはじめ、メールアドレスを交換した2人がガラケーで赤外線通信する描写が映し出されると、Xでは「赤外線通信」がトンド入り。「赤外線でメアド交換やセンター問い合わせを見て『やってたー!!』 と懐かしさ大爆発。」「携帯で新着メールのセンター問い合わせ懐かしすぎる」など、平成を生きた人々のツボをついた。

 また、結が四ツ木のためにと思って作っていたお弁当が、逆に負担になっていたことについて「結が一所懸命だから断ることもできなくて。四ツ木真面目すぎるw」「監督がもっともで、ぐうの音も出ない。」「結かわいそうやん」など、事態を見守るしかない視聴者による感想も多く上がっていた。

 一方、今後は結と四ツ木の関係が深まっていきそうだが、「メール見てニヤついてる結のことが気になる陽太」「陽太の交際宣言は完全に無かったことになってるのね。」とナイスツッコミも。

 明日以降、事態はますます加速していきそうだ。

(文・野原まりこ)

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【了】

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