常にときめきのアンテナを張る真尋
バレンタインにチョコを渡したい相手を見つけるのは、「10日もあれば余裕です」と言い切る肉食女子・真尋(山下美月)は、常にときめきのアンテナを張っている。運命の人に出会えるかも……と思いながら生活をしているから、どんどん前に進むことができるのだ。
恋愛を攻略ゲームのように楽しんでいる姿を見て、みんな真尋みたいにポップに恋ができたらいいのにな……と思った。
ただ、いま目星をつけている小野田(清水尋也)は、“真尋=テオの想い人”だと勘違いしているから、どうも釣れない。相談を口実に、2人で会う機会を取りつけて、「この恋に気付いて」という花言葉を持つリナリアのチョコをプレゼントしても、「大丈夫、きっと(テオは)気付いてますよ」と突き放されてしまう。
真尋は、『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系、2014)のヒロイン・サエコさん(石原さとみ)のような全方位無敵女子なのかと思っていたが、小野田を医者だと勘違いしていたり、どこか抜けているところがあるのが愛らしい。
テオの想い人が侑里だということが分かれば、小野田は真尋を意識するようになるのだろうか。一度、恋愛対象外にされてしまった異性の気持ちを取り戻すのはなかなか簡単なことではないと思うが、恋愛マスターの真尋のことだ。きっと、あれやこれやと策を練り、小野田を振り向かせるにちがいない。
侑里をめぐる三角関係、そして真尋の恋と、気になるポイントが満載の『Eye Love You』。中盤戦も楽しみだ。
(文・菜本かな)
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